2022上半期 アルバム&楽曲10選!
こんにちは、抹茶ミントです。
もう今年半分終わったんですね。光陰リニアの如し。
今回はタイトル通り、2022年上半期のアルバム10選、ならびに楽曲10選です。楽曲に関しては、1〜3月で10曲、4〜6月で10曲、合計20曲の候補から10曲選びました(候補の20曲はプレイリストにしてるのであとでリンク貼っときます)。
後半に行くにつれて好き度が高くなる傾向にありますので、そのつもりで。
アルバム10選
心拍数とラヴレター、それと優しさ/Cody・Lee (李)
音楽性がすごく幅広いんだけど、根底には共通した「らしさ」がある。歌詞のちょっとハズした感じとか、ボーカルが走り気味で拍をずらすのとか、ジャンルを超越したバンドが飽和している時代にひとつ味をだしてるなーと感じました。
Actor/緑黄色社会
バンドという形態をとりながら、バンドに拘らない壮大さを持ちつつ、でもバンドとしての意地も感じる、みたいな印象を受けたね。Actor→キャラクターの開幕感は鳥肌モノだし、しっかりブロック分けされていて聞きやすかったです。挟まれるシングル曲の配置も"計算されてる感"あって良かった。
しわあせになるから、なろうよ/JYOCHO
圧倒的世界観…。頭のインストからもう独創的な世界へ引きずり込まれて、そのまま没入してしまう一枚です。こういうメロディアスなギターサウンドに乗っかる自然な歌声には、切なさすら覚えてしまうよね。
J-WAVEで流れてきた「夜明けの測度」がきっかけでこのアルバムに出会ったんですけど、これだから日常的にラジオをかける習慣はやめられないんですよね〜
第三呼吸速度/帰りの会
最もリードギターの裏メロが秀逸なバンド、帰りの会(諸説あり)。ゆったりと聞かせる曲多めだけど、やっぱり「春のせい」での歌詞通りトンネルを抜けたみたいな華やかさに勝てるものはない。新譜を聴くたびに進化を感じるバンドです。
ドラマーが作曲してるからか、M3とかスネアの入れ方が独特で「ドラムが楽器してる」感があって新鮮だったな。
Cipher/fhána
いやフォロワー全員好きだろこれ〜。某アニソン派のお墨付き「愛のシュプリーム!」も収録、全17曲の大ボリューム。Cipher.→Air→愛のシュプリーム!→nameless color の流れに不覚にもUNISON SQUARE GARDENを感じてしまった(?)。でもまじで、アニソンという枠を超えて至極のポップソングを鳴らすfhánaというバンド、素晴らしすぎます。
コンポジット/夏川椎菜
アーティスト・夏川椎菜の魅せる最強アルバム。田淵曲ではじまり田淵曲で終わるのが良すぎて(オタク)。クラクトリトルプライドのサビみたいなAメロ、本当に好きなんですよね〜。
ときに気だるそうに、ときに吐き捨てるように、ときにキュートに歌い分ける才能とポップな楽曲群が唯一無二すぎます。
POP/NOMELON NOLEMON
ツミキPの曲を人に歌わせたらこうも化学反応が起こるのか、と。これぞツミキといった奇天烈なリフ、長五度の浮遊感をそのままにタイトル通り「ポップ」に昇華する作品。ハイテンポで音域の広い激ムズ楽曲を感情たっぷりに歌い上げるみきまりあさん、凄すぎます…
光を投げていた/小林私
小林私、天才。彼の声のグルーヴが、あまりにも小林私で、本当に…(語彙)
例えば転調がすごいとか、メロが良いとか、コードが複雑だとかの「曲の持つ凄み」よりも、彼の歌声そのものに惹かれてしまうんですよね。高音でしゃがれるあの唯一無二の声に、絶妙なタメと抑揚。その「歌」が最大限活きる楽曲たちが綺麗にまとまって、圧巻の31分を成す。聴いたほうがいいよ。
TICKETS/竹内アンナ
2022年上半期、ギター弾き語りソロアーティスト女性部門グランプリですね(男性部門は小林私)。ギタージャンボリーの映像で一目惚れしてから良く聴いてました。ギター上手すぎ…。
中盤〜後半で飽きずに聞かせる構成だと感じたのですが、「ICE CREAM.」とかお気に入り曲の配置がすごく合ってたな。あれこれ考える前にいいアルバムだったなーと思える作品でした。
ONE MORE SHABON/秋山黄色
1枚目でロックシンガーの意地を見せて、2枚目でポップに振り切る。じゃあ3枚目は?という質問に一言では答えられない進化を遂げた秋山黄色。鍵盤のサウンドをうまく取り入れているように感じたけど、それでいて大衆受けするようなものではない、ニッチな側面を見れたような気がしています。ラストを飾る「白夜」の歌詞が好き。
これも完全に余談↓
2ndでポップに振り切って、3rdでダークめに進化する秋山黄色、XIIXの先行上映感ある(伝われ)
— 抹茶ミント (@greentea_usg) 2022年3月10日
1stから2ndでのアルバムの変化がとても似てるんですよ、XIIXと秋山黄色。だから、XIIXの3rdアルバムはニッチなのを期待していいよねってことです。共感してくれると嬉しい…
アルバム編終わり〜
楽曲10選
パンケーキいいな/DIALOGUE+
完全にノーマークだったのにいい曲すぎて、万事休す♪。ライブでキーボードの今井さん大変そうだなーとか思ってたら、某デネブとスピカのピアノソロも相当で笑った(7月8日のおはなし)。毎回聴くたびに「おんなじだけど違うけど」のきょんち様が"それ"すぎて!!!ってなります。
発明家/yuya theo
この曲の何が「新しい」のかずっと考えてたんだけど、この曲、異常にテンポが速い。たぶん普通のバンドだったらもう少し遅めでやると思うんですよね。それが、ソロだから可能っていうのもあるけど、ベストなテンポのほんのちょっと上をいくことで耳に残るのかな〜と考察しております。
ブルーアンビエンス (feat. asmi)/Mrs. GREEN APPLE
誤解を生んだら申し訳ないけど、「大森さんが負けてる…!」と思えたのが新鮮だったな。ネガティブな意味じゃなくて、ハイトーンを綺麗に歌う大森氏に対して、耳の近くで鳴るようなロートーンボイスのasmiさんという、その2人の掛け合いが無敵すぎまして…。最近のミセスこういうポップど真ん中を突いてきてくれて嬉しいね。
はじまりの鐘の音が鳴り響く空/AiRBLUE
Aメロ後半(忘れかけてた〜)で文字数がいきなり多くなる、Bメロ後半(言葉にもない〜)でオケのドラムがクレッシェンドしてくる、っていう風に「緊張と緩和」を繰り返してるのが凄くて。Dメロ?の「こぼした涙の分だけ〜」→落ちサビも同じ「緊張と緩和」です。ベターだけど上手いな〜と感じてます。
エクレール/ジェニーハイ
1サビ後半からいきなり高野麻里佳様になるのがドラマチック。軽快ではねるような曲調、でも泣ける曲です。鬼リピしてました。誰にも伝わらない話をすると「貫け能書きを破っていけ」の語感と「のうが/きをやぶって」で小節が切れるのがツボ。
はじまりのセツナ/蝋梅学園中等部1年3組
この曲よく聴いたらドラムの音デカくないですか?ストリングスで壮大な、いわば非現実的な空気を作っているのだとしたら、反対にドラムの音が「日常感」、地に足ついたストーリー感をもたらしてる気がするんですよね。アニメの話も「少女の日常」だし、壮大で華やかだけじゃない(もちろんキラキラしてるけど、それだけじゃない)、ありふれた青春を表してるように感じる。自分だけですか?
ミックスナッツ/Official髭男dism
Official髭男dism、ありがとう…………。正直スパイファミリーの主題歌がヒゲダンと知ったときは、うーんって感じでした。しかし蓋を開けてみれば、爽快すぎる高速スウィングに心持ってかれましたね、、これほどスパイファミリーに合ってる主題歌は無いだろとさえ思わせる大傑作。
「SPY×FAMILYの主題歌を歌うOfficial髭男dism」の最適解過ぎるだろ、これ…
— 抹茶ミント (@greentea_usg) 2022年4月15日
↑言いたいことはだいたい既にツイートしてる抹茶ミント
ハイライト・ハイライト/the peggies
いやフォロワー全員好きだろこれ!シャッフルビート×ハイテンポ×転調が良い曲を生まないわけがない。明らかに他バンド、他アニソンとは一線を画したメロの良さ、歌詞のハマり方、圧倒的多幸感。めちゃくちゃ好きです。
てかペギーズ活動休止するんですよね…まじでショックなのですがせめてもの救いは北澤ゆうほさんが音楽を続けることですが…。でも、本当に唯一無二のガールズバンドで、茶の間を席巻するものだと思ってたので、、、
コメディなヒーローになれたなら/Van de shop
言うこと無いです。まじで聴いて。布教するつもりじゃないけど、このバンドすごいので感動を共有したいんです。
kaleido proud fiesta/UNISON SQUARE GARDEN
UNISON SQUARE GARDENが好きなので。こんなさ、ワンパンマンが本気で100発殴るみたいなやつ、勝てる訳無くないですか?字面からもう拝みたくなりますよね。kaleido proud fiesta。
余談ですが、この曲とNihil Pip Viperが入るアルバムが想像できないんですよね。何年後になるかわかりませんが、はやくも9枚目を楽しみにしております、
こんなもんですか?
最後に「上半期20選」のプレイリストのリンク貼っときます〜。1〜3月で10曲、4〜6月で10曲。合計20曲で、好き度が高い順に上から並べました。つまり、上10曲はブログと順番が逆ということなので、ご注意を!
お読みいただきありがとうございました〜