どうも〜抹茶ミントです!
更新サボりすぎて本当にごめんなさい、このままだと毎年末に10選を投稿し続けるだけのブログになってしまいます
ということで(バカの順接)、今回は2022年下半期アルバム10選、楽曲10選を載せています。
↑嘘です。楽曲10選は絞りきれず15選になった。てへ
自称楽曲派がお送りする2022年の集大成、刮目して見よ!(浅草みどり)
アルバム10選
10位→1位
正気じゃいられない - マハラージャン
Apple Musicの紹介文が「極上のファンクとユニークな歌詞の化学反応」なんですけど、本当にその通り。
音がかっこいい!めちゃめちゃファンクで、ピアノの裏メロとか超キモい(褒)のに、メロと歌詞はキャッチーで聴きやすい。
ギターベースドラムの音がでかいのも良いです。
1曲目「正気じゃいられない」、実質「Stellar Stellar」じゃんっていう誰にも伝わらないつぶやきを残しておきます。
glow - 水瀬いのり
冒頭3曲が美しすぎて、3曲永遠にリピートしてました。2022年アルバムの頭3曲グランプリ。
インストから繋がってM2「僕らだけの鼓動」。
1サビ後からやっとスネアが入りだすのが、らしいようならしくないような。Dメロ転調がヤバです。
ででで、華やかに幕開けた後さらに「We are the Music」で華やかさに追い打ちをかけます。M1〜M2で目覚め→M3で庭に出て花に水をやる、というイメージ。
この圧倒的爽快感がたまらん。最高の流れです。
余談、M1のインスト曲、ひるなかの流星っぽい。
Master Work - ODD Foot Works
成田ハネダ氏経由で知ったバンド(M2 卒業証書にキーボードで参加)
こういう系統のバンドあんまり聞いてなかったけど、このアルバムはいい曲揃いで良くまとまったアルバムでした。
曲の繋ぎもスリリングで、10曲31分というコンパクトなサイズも軽くて聴きやすい。
ラップだから当たり前だけど、メロへの言葉の乗せ方が上手くて聞いてて心地いい。歌詞の意味が程良く入ってこないので、純粋にリズムに乗れて気持ちいいのが良いです。
「燃えろよ桜」なんかは、ゴリゴリのロックサウンドとそれに乗せられたラップがすごく合ってて最高。ギターリフが耳に残ります。
ukabubaku - パスピエ
不思議なのにまとまる。これぞパスピエ。安定の鬼才。奇才。
M3「発色」の知的なポップ感(つたわる?)が好みです。おなじく「四月のカーテン」の東京事変みたいなピアノも、キャッチーで刺さった。
でも、そのほかの、ポップとかキャッチーとかで表せない、パスピエの音楽としか言えない音楽がこのバンドの唯一性でもあり。
あと、なつき嬢の声の切なさ?というか、憂う感じが年々増していってる気がしています。
ヤバすぎるスピード - ハンブレッダーズ
本当にUNISON SQUARE GARDENの2.5thアルバムですか?って感じで好き。
M1→M2の繋ぎとかはまんま履修済みなんだけど、オーラスに「光」を持ってくるのがそうだよねそうだよね!!!ってなる、絶望と希望の塩梅が素晴らしくて本当に好きです。
なんとなく今のJ-popの傾向として、得意分野特化型が多いなと感じていて。
このアルバムも、ハンブレッダーズ独特のポップソングばっかりで、無限に同じ曲来る!って感じが今風でした。
ART MUSEUM - POP ART TOWN
ネオ・緑黄色社会と呼ばれるPOP ART TOWN(呼ばれてない)。
無限に良質なポップソングが流れるだけのアルバム、謎の安心感があります。
「強がりは赤いリップなら」とかいう大名曲が満を辞して登場する感じがめちゃくちゃ好きなのですが、その後に控える「ファンファーレ」に毎回感情を持ってかれてしまうよね…。
2サビ後、合唱→スネアロール→落ちサビ→転調の流れでフィナーレなの、最適解です。
Telegraph - Kroi
売れていくと「大衆」を意識して曲調とかスタンスが変わっていくバンドって多いと思うのですが、Kroi ほどアイデンティティを維持しながら大衆に対応するバンドはないと感じています……
めちゃめちゃカッコいい!
幕開けの「Drippin' Desert」は鳥肌もののラップ、かと思えば「Juden」はポップな歌もの…とボーカルの内田さんのポテンシャルが遺憾なく発揮されており、
一方「Banana」「Go Through」といったインスト曲はバンドのセッションそのままの雰囲気、と、さまざまな角度から懐に忍び込んできます。
Travel The Galaxy - Suspended 4th
今年一番聴いたアルバムです。
言葉にするようなあれじゃないので、とりあえず聞いてください。本当に。
脳髄をブッ刺してくるような痺れるロックサウンドが14曲に詰められていて、「聴いた後バンドをやりたくなる」アルバム。
ラスト「INVERSION 」、ゴリゴリのアンサンブルで締めるのが最高にロックです。
ペンシルロケット - 黒子首
黒子首、凄まじい…………
バンドの域を飛び越えて、J-popという世界で黒子首が鳴らす音楽が、マジで好みです。
構造が好きなんですが、ブロック分けするなら、M1〜M4、M5〜M6、M7〜M9、M10〜M15、とかになると思います。
上の構造の特徴は、中盤が目まぐるしいという点。
10曲ちょいのアルバムだと、上げ→下げ→上げくらいが精一杯ですが、このアルバムは中盤の中でさらに起伏があって本当に飽きません。
特に「水面下の太陽」を後半ではなく、中盤の映えるところ(8曲目)に持ってきたのは、名采配だと思います。堀胃上げは監督。
既発曲の使い方も上手くて、あいあい→青鬼ごっこ、怒り→かくれん坊の繋ぎは震えました。
But Wait. Cats? - [Alexandros]
いつもアルバムの良し悪しを決めるとき、曲順とか繋ぎとか、通しで聴いてどう感じるかとか、「アルバム1枚」っていう作品として判断してるんですけど……この作品はそれがドンピシャ好みでした。
ドロスのファンでも何でもないけど、鬼リピしましたね、、
「Baby’s Alright」→「閃光」っていうバチバチすぎる幕開けから流れるようにミディアム・チルの中盤へ移行するのには、舌を巻くしかないというか。
自由自在に揺さぶられた感情をきれいに平すように「クラッシュ」「awkward」が鳴って幕を閉じる、という美しさ。素晴らしいです。
楽曲10選
カオスが極まる - UNISON SQUARE GARDEN
ぶちかましてくれ♪ ←ちょっとダサい
アニメPVが出たときの、TLの「今回は…そういう感じね」っていう空気、ちょっと面白かったけど、フルで聞いたらなんやかんや好きだったというオチ。
1サビ後のイントロのフレーズ、転調→スネア裏拍→タムがクセになります。
2番の「どうにも擦り切れて〜」のところのギターの合いの手が"邦ロックっぽく"て笑ってました。笑うとこ?
結局鈴木貴雄がドラム叩いて、田淵智也がベース弾いて、斎藤宏介がギター弾いて歌ったら最強みたいなところはあります。
す、好きじゃない! - ≠ME
うるさくて好きです(シンセの音が)(語弊)
Aメロ F → G/F → Cm7/F → F のコード進行が絶妙に面白くて癖になります。あと、サビのaugを聞くたびに、某作曲家を思い出してしまう(諸事情により名前は出せませんが)。
ほんとに、AメロBメロは綺麗に進むのに、サビ・イントロでいきなりシンセが爆発して毎回爆笑してしまいます。サビの後ろでも平気でシンセがテケテケ言ってるのおもろい。
2サビ後、Dメロを挟んでからギターソロに行くの好き。
ブルーベリー&ラズベリー - 日向坂46
今年9月にお披露目された、日向坂46の4期生の楽曲です。
ブルーベリーとラズベリー、似てるようで似ていない僕と君…という、存在しない秋元康の歌詞が実は存在したみたいな歌詞です。
声が…若い!
壮大になりすぎないストリングスが、上品で良い味を出しています。
サビで長4度上に転調するの、意外とえげつなくて面白いなーって毎回思います。
タッチ - NOMELON NOLEMON
音が良い…
クソ歪ませたギターリフとジャズっぽさのあるピアノが目まぐるしく展開する、ミクスチャー的サウンドが、ツミキさんのメロとめちゃくちゃ合います。
ツミキの曲って、メロが人が歌うように設計されてないので、速いテンポで高低の幅がめちゃくちゃ変化するんですよね。そういう強いメロだから、カオティックなオケでも歌が負けない、絶妙な組み合わさり方をしているよう感じます。
世界の終わりの終わりの終わり - 帰りの会
帰りの会…いいバンドだ(n回目)
歌い出し「つけっぱなしの冷房で憂鬱も冷えた」←もう好きですってなる
「俯いて歩いてるようじゃきれいな虹は見えないっていうんだ 上向いて歩いてるやつがこっちに一瞥さえくれないで」ってところ、歌詞のメロへのハマり方が半端ない。帰りの会って、こういうちょっと達観した目線で青さを表現した歌詞が目立つんですよね。
「ギター!」と宣言してからギターソロに入るバンドは信頼できます。経験則。
や、帰りの会の「暮れない」って曲に惚れ込んでこのバンドを聴き始めた過去があるのですが、「暮れない」にかなり似てるこの曲はもれなく刺さりましたね。
ジャンピングジョーカーフラッシュ - 乃木坂46
乃木坂46の4期生楽曲です。
康っぽくない…!!
謎のカタカナ造語を連呼する手法、田淵智也みがありました(ありません)。
Aメロ→Bメロ→Cメロ→サビ、キーがEm→G→Gm→Gってメジャーとマイナーが交互なのが面白い。Cメロ「ジャンピングジョーカーフラッシュでゴーゴー」のところ、ラスサビの後だけメジャーコードになるのがニクいです。
実はこの曲、筆者が前から好きな林瑠奈さんがフロント大抜擢で、MVも超良かったし…という贔屓もあります(楽曲派とは)
grace - 藤井風
純度100%、美しい楽曲グランプリです。
これも音が好きなのですが、2Aでベースが消えてピアノとアコギだけになるところ。ベースやキック、いわゆるリズム隊のオンオフが、より一層曲を引き締めている感じがします。
音のピッチが特殊らしく、普通に調律されたピアノとは音の高さが微妙に違うらしいです。
聴いたときになんとなく"へんな感じ"がした正体はこれだったのかもしれない。
というか、転調とかではなく音の高さをいじるって、そう来たか!って感じがあります…「音楽を支配している」という表現が合ってるかなーと。
あにまってユートピア - La prière
瀬名航さん!
シュレディンガーと意気投合←over driverの歌詞の没案??
サビのドラムが、最初2小節キメ→裏打ちハイハットとなるのがけっこう好きです。
2Bが無くて代わりにDメロが入るのが!!!!!(←精一杯の表現)
「あにまってららユートピア」で終止→突っ込まずにサビ。こういうところに偏差値の高さを感じます。
歌詞は…意味わからんので聞いてません。
Drippin' Desert - Kroi
謎にApple Musicの「リプレイ:2022」のめちゃくちゃ上位に入ってました。無意識にリピートしたグランプリ。
いい意味で、歌詞が頭に入って来ないのがKroiの心地よさの要因なのかなとも思うのですが、とにかく「音」としてのラップ詞が気持ちいい…
言葉で「ここがすごい」って言える良さというよりは、聞いていてひたすら気持ちが良いという感覚です(言語化を諦めたブロガー)
CHEESE! - the peggies
涙なしでは聴けないですよね、ほんとに。
the peggiesにしか鳴らせない音楽があるってずっと思ってきたし、さあこれからって思ってた時期に無期限活動休止となってしまった訳だけど、この曲を一聴したときに、その「the peggiesにしか鳴らせない音楽」がこの曲に詰め込まれているって感じてしまってもうダメでしたね。
2サビ後「Cheese Cheers」を追いかけるようなギターが好きです、バンドが上手いなっておもう。
「忘れないための一枚 もう心配いらないね
そろそろほら行かなきゃ」………
この歌詞で終わるの、さすがに切ないです…
KICK BACK - 米津玄師
カオスが…極まる??
初めて聴いてリアルに爆笑しました。いきなり出てきてすぐ消えるオーケストラは本当に何?(あのアレンジを聞くために鬼リピしてました)
毎度転調の話ですが、B♭m→Dm→G♯m→C♯mとかなり目まぐるしくてニヤニヤします。
フォロワーのツイートで、「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」が、歌いだしは半拍食っていて、サビ後半は一拍遅れているというという内容のものがあって、なるほどって思いました(雑)
デネブとスピカ - DIALOGUE+
初めて聴いた時に「kaleido proud fiestaじゃん!!」ってなって興奮しまくってたことしか覚えてないです。
というか概ねkaleido proud fiestaなので特にいうことはないのかなとも思います(怠惰)
田淵曲は2番からが本番だとも言うように、7拍子→ピアノソロ→2Bという美しい構成で2サビに繋がるのが好き。2B終わりのギターだけが鳴るキメ?の部分がマジで良くて、堀江晶太………ってずっと言ってた気がします。
Love? Reason why!! - 鈴木このみ
転調、ストリングス、2Bタメ。
好きなアニソンの要素がおおかた詰まってる曲です。
2B「そうなっちゃったらさ 逃がさないよ」のとこ、1番より2小節伸ばして綺麗にサビへ繋げるの、神……?
作詞作編曲がQ-MHzなので作詞は畑亜貴さんなのかなと思っていますが、サビ
「痛みより甘い衝撃だったんだ」
これほど恋を的確に表した表現ありますか?
残機 - ずっと真夜中でいいのに。
2022年名曲の玉手箱、ずとまよの中でもこれが好きです。綺羅綺羅キラキラーも好きでした。
イントロの「イェ」→スラップがかっこよすぎて、目覚ましにしてました。
スラップの上からAメロ被せて、Bメロ→サビの転調と、王道かつ至高。
単純明快〜〜でした\スラップ/うざいくらい叫んだ、の流れ最高。「音」という面でずとまよのこだわりはトップクラスです。
てかドラムよっちさんだっんですね。愛のシュプリームもドラムよっちで「オ!」となったので2回目ですね(なんの報告?)
SOUVENIR - BUMP OF CHIKEN
アニメ「SPY×FAMILY」第2クールOP。
UKロック感もある、シンプルなロックポップです。
この曲、ギターの「ジャ〜〜ン」というストロークがほとんどない。メロの後ろでも「ジャジャッ」と短くカッティングしています。
だから、「ドラムしか鳴ってない瞬間」がめちゃくちゃ多い。
音を足すのではなく、鳴らす時間を減らすという「引き算」的思考が、実にハマっているんですこの曲!!
そしてこれが「SPY×FAMILY」の主題歌というのも一興。
派手なブラスが目立つ高速スウィング・ミックスナッツ先生とある意味対を成すような、「引き算」が映えるSOUVENIR。長くバンドをやってきたからこそ出せる味なのかなとも思っています。
↑最高
〜
終わりです、!
年間ベストとかは、また新たに「2022総括」とかで短くまとめたいなー。
とにかく良いお年を。
来年も読んでね⭐︎