UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2023 ''Ninth Peel'' next 福岡公演 ライブレポート
抹茶ミントです。お久しぶりです~
Zepp Fukuoka でのユニゾンのライブ、早速書いていきましょう!
SE 絵の具
翌日が休日である平日の夜に行くライブハウスほど人生に潤いをもたらすものは無い(当社比)
Zepp Fukuokaは1階席のキャパが1500と狭めなので後ろでもちゃんと見れるのが最高。3つ目の柵ギタボの正面に陣取って待機。
01.スカースデイル
「君の心迷わないように ほんの少しの傷をつけたら」
SEに被せて弾き語りの歌い出し。いかにもやりそう~~な演出が見事実現したという感覚だし、不遇曲清算ツアー(?)を象徴するような幕開けだった。「ライブハウスの1曲目」感がしますよねしませんか?
20周年を控えて「僕らはどこへ行こうか」「始まりの朝はすぐそこまで」もなかなか粋だな、と。
こころの奥のもっと奥の…のところのラッパー斎藤宏介さん
02.天国と地獄
「UNISON SQUARE GARDENです、ようこそ!」→いつものイントロ→「天国と地獄っ」
2曲目で現実に揺り戻すセットリストは健在。赤緑ジャキジャキライトも健在。イントロで宙を殴るベーシストは登場せず。
清算ツアーといえど、序盤にこの曲いまいちブチ上がれないよ…という気持ちもあり(天国と地獄はとても好きな曲です)
ヘッドホン装着で3曲目カオスが極まるを確信した抹茶ミント。
03.恋する惑星
「ダン、ダン、ダダダ」←好き
一気に世界が開けるような3曲目恋する惑星、爆踊りしてしまった…(単純な人間)
ライブハウスだとバスドラムなの音がずっしり来て良かった、3人以外の楽器が多いにもかかわらずライブ映えするのがまた一興です。
フロア全員が踊りまくってて人気曲じゃん!となった、というか前のツアーで本編ラスト→3曲目が王道エース格の扱いすぎて笑った。
ピンク一色の照明といいZepp Fukuokaといい本当にスクールマジシャンガールすぎて良かった、という呟きは誰が分かってくれるんですかね?友達になりましょう。
恋する惑星、9thツアー本編ラストでnextツアーでは3曲目にやってほしい
— 抹茶ミント (@greentea_usg) 2023年3月30日
↑田淵智也になれるかな
04.BUSTER DICE MISERY
クローズハイハット4カウントから曲間ゼロ繋ぎ。ハロウィーンみたいな照明が面白いなーって見てました(この後M13,M15でも多用されてた)
キメを溜めに溜めて爆沸き。こういうのを見るとユニゾンって演奏力高いなと思い知ります。
05.23:25
M4を〆るかと思いきやギターイントロに繋がって思わず「うお!!」と発声、序盤ブロックの後半のいい感じに温まったフロアで聞く23:25が好きなんです…
Aメロでイヤモニ触るギタボが良でした、ってこの曲じゃないかも。
「だれェ↑ も知らぬよォ↑な」の裏声と「抜け道をさ」の「み」のハーフノートが毎度ながら好。
真っ青のステージの中奏でられる瑞々しいサウンドが五臓六腑に染み渡ったし、落ちサビで一瞬だけ七色になる照明も天才。
浮かんでる球体の上に乗って地球を抱いてみたいな、で上の電飾って地球儀なのか…と気づくなど。
06.kaleido proud fiesta
カポは????????
横浜公演・福岡公演後にごく一部のTLを騒がせたカポ無しフィエスタの真相やいかに。は置いといて、M5で終わると思っていたら唐突の「かくして♪」でかなり良かった。
Patrick VegeeツアーのDizzy Tricksterを彷彿とさせる真っ白な照明、この曲もバンドの大事なひと駒になってきた感がありますね。さすがに6曲ぶっ続けはきつそうでした。
最後までよろしく!で〆
ドラムソロ・セッション
いつか序盤に来るだろと思っていたドラムソロがまさかの2ブロック目頭に来て仰天。ギタボとベースが腕組んでぼけ~~っとドラム見てたの面白かった。
コンパクトなドラムソロから、特徴的なリズムのセッションに流れ込み、けもの道っぽいな~と思っていたら本当にけもの道だった
7.ここで会ったがけもの道
豪華にお膳立てされたカップリング曲。イントロ前「けもの道 けも けもの道」の囁き(タイトルコールと呼んでいいのか分からない)もかわいかったです(斎ギャ)
サビの沸き方といい、\成敗成敗!/といい、アルバム曲顔負けの盛り上がりがあった。ユニゾン特有のはっちゃけ感、ヘンテコだけどキャッチーなリフ、カップリングにはもったいないくらい好きな曲なので、この調子でどんどんやってください。
2Aのドラムがドラムソロしてて良かったし、久しぶりなはずなのにめちゃくちゃ演奏が上手だった(当然)
オリコン1位獲得したアルバムツアーで「ピカピカ光ったメダルなんか もらうけどインテリア」っていうこじつけ?
8.アンチ・トレンディ・クラブ
4月のツアーと比べ物にならないくらい演奏安定してて感動した、2A後半のギター弾きながら歌ってるのも間近で拝めて感激。あと想像以上にピンクなの毎回笑っちゃう。
M7ではしゃぎすぎたせいで休憩タイムとなってしまったことを詫びたい、ごめんなさい。
9.きみのもとへ
不遇曲清算ツアー!ファン投票でかなり上位だったの覚えててくれてありがとうございます…
イントロクラップしてる人が5人くらいしか居なくて教育の賜物…となった(抹茶ミントは手拍子しました)。ベースおじさんの顔が楽しそうで何よりだったな。
Normalツアーのinstant EGOISTみたいな立ち位置で楽しい!楽しい!なだけで良だった。今ではこんなまっすぐでシンプルな曲作らないし、ユニゾンらしくない感が逆に新鮮で好でしたね。
10.いけない fool logic
新曲!
UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2023 ''いけないfool logic''だと思っていた節はあったので、もうやっちゃうの??という驚きが大きかったです。演奏側が大変そうなのはもちろん、照明、音響、観客すべてが何かに追いついてない感じ(?)がしてちょいウケた(というか同期音源とギターが小さすぎてドラムしか聞こえなかった)
この曲と次の曲は本当に記憶がなくて、何も書けないのですが…思い出せるのは間奏のコーラスが全員微妙で面白かったな…とかそんなのばっかりなので省略します。雑誌で20周年でやらないみたいなこと言ってたし、そんなに大事な曲というわけでも無さそうだけど、いい曲なので無事に育っていってほしいところ。
11.カオスが極まる
M10を〆てから一瞬間をおいて特殊イントロ。誰も予想不可能なカオスが極まるの使い方で笑った、2ブロック目をマイナーキーで〆るのやりがちだけどまさか19th sg.→18th sg. の繋ぎとは思わなかったですねえ…
前のツアーもそうだけど、この曲だけ冗談抜きで音量が1.5倍くらいになってて笑ってしまう(ベース開放弦べーーーんが結構三半規管に来る)
この日はレーザー無し、縦長のLEDが赤青に光っていて夜な夜なドライブみたいな照明でした。
あと、間奏のキメのところ、3人とも頭振り乱しながら弾いてて良良良でしたね
12.もう君に会えない
アカペラ歌い出し、1A後半で楽器が入るというアレンジでスタート。
照明ガチャガチャ同期マシマシのM10M11と対照的に、オレンジの灯篭?蝋燭?みたいなライトだけのステージで、3人だけのこぢんまりとした印象を受けましたね。
少し粗削りというか熱のこもった音源と比べて、しっとりと丁寧に演奏しているよう感じた。唯一のバラード枠、ちゃんと浸れる曲順で良かったな。
13.夏影テールライト
不遇曲清算ツアー…
M12の余韻を残しつつ、終盤に向けて加速しつつ、といった難しい立ち位置だったなと思っております(がそれなら流星のスコールとかクローバーとかじゃだめ?という気持ちもあり)(夏影テールライトはめちゃくちゃ好きな曲です)
あたたかみのあるオレンジ照明も貴重で良かったし、何としても歌詞が好き。だけどこの日はけっこうボロボロでさすがツアー2本目といったところ。
「君の嫌なこと先回りして吸い込んでどうか光」←あれ?って顔しながら歌い続けるギタボ(あと1か所全く歌えてないところがあった、かわいいね)
セッション
ギターのセブンスのカッティングが特徴的なセッション、ベースもブリブリで本当にかっこよくて鳥肌立ちましたね……
ドラム「〇△■※~~~」←実質2回目のドラムソロすぎた
ミレニアム以下略の1音目のコードをジャッ ジャッ ジャッジャッジャと鳴らして、ミレニアム以下略の匂いを漂わせながら綺麗にイントロへ。
14.ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ
イントロ「ミレニアムハッピーチェーンソーエッヂ!」早口タイトルコール良かった
ベースが突然暴れ出したけど、音がブリブリで視覚的&聴覚的に存在感放ってたの好きすぎた。赤白ライトは4月と変わらず、音源以上の完成度で楽しすぎましたね……
オトノバとかに通ずる楽しさ/かっこよさがあるし、セッションからの繋がりが気持ち良すぎたし、ライブハウスで浴びれて良かったすぎる!
こんなんじゃ青春が終わっちゃう 死にたくなってしまう、を口パクするベーシストが優勝すぎました。
15.世界はファンシー
不遇曲(そうでもない)清算ツアー?
演出は8枚目ツアーとかkpfツアーとかとほとんど同じ、でもNinth Peel 電飾が堂々と点灯していて笑った。
この曲だったか確かじゃないですけど、ギターソロの最後の方のいつもアーム使わないところでアーム使ってた気がします。
終盤も終盤、天国と地獄とか徹頭徹尾夜な夜なドライブと同じ顔で出てきて面白かった、けどこのツアーで演奏したってことは20周年ライブではやらないってことですかね?
16.フレーズボトル・バイバイ
原曲通りの4カウントではなく、ドラムのビートにギターとベースが乗っかってイントロ。
みんな大好きkpfツアーのto the CIDER ROAD のあのターコイズの照明と電飾が疾走感とか爽やかさを増大させていて、音源より主役感?がありました。
ギターがシンプルなぶん忙しいドラムが大活躍していて好。
2Aでギタボに近寄るベーシストに向かって「言ってること同意だけどお前誰だよ」←良すぎ
どうせ一聴じゃ読み解けないから→一聴じゃ分からないなら再来年ごろにすれ違うとしよう、という歌詞の繋がり(たぶん意図してない)
17.スペースシャトル・ララバイ
「忘れられない今日になった」→2カウント→「忘れたくても忘れない今をつないでいく」 予測通りでもさすがに鳥肌立ちました、良すぎ
歌い出しでリンゴ?の電飾がなぞるように点灯していくのがめちゃくちゃ綺麗でした
イントロでベーシストはベースを掲げてガッツポーズ←kpfツアーすぎる
真っ青な照明の中、いちばんいい曲順で浴びるスペースシャトル・ララバイ、本当にUNISON SQUARE GARDEN ありがとう…としか言えないですよね。
「軽はずみだなリアクションとかメッセージとか 見飽きたよ聞き飽きた それ何かの足しになるのか」を上手側の端っこでしゃがんで口パクするベーシスト、愛…………
落ちサビ、ギタボピンスポでゆっくりと弾き語るのがフルカラープログラムすぎて!!!
「小さくなってくスペースシャトル」→溜め→「ッさよなら この瞬間が答えなんだろう」でバンドが合流、完全無欠のロックンロールだよ……
アウトロ伸ばして「ラスト!」
18.Invisible Sensation
アルペジオ歌い出しではなく、ハイハット4カウントからバンドがジャーンジャーンと入るという特殊歌い出し(落ちサビのそのままペースアップしてInvisible Sensationのところみたいな)
全体を通して生きる/死ぬをチラつかせたセトリの最後に「だけどいつか誇れるくらいには 人生はよく出来てる だから生きてほしい」を持ってくるの、本当に……となる、セトリおじさんありがとうございます。。。。
黄色とか緑とかジャケ写の色に電飾が光ってたけど、全体的に白照明なのもシンプルで良かった。ドラマーもいい顔してて最高。
UNISON SQUARE GARDEN でしたバイバイ!で〆。
en1.ライドオンタイム
30秒くらいでベーシストだけ再登場、その後走ってギタボに「遅いぞ!」みたいな視線を送ってて面白かった。アイドルのアンコールなんて10分くらい待たされるのに…
「おまけ、Ladies and gentleman, ride on time!」
ミラーボールキラキラ、電飾ピカピカ、四つ打ちドンドンで一気にダンスフロアになるの好きすぎる。
本編が「UNISON SQUARE GARDEN ありがとう……」みたいな感情だったので、アンコールで「楽しい!楽しい!楽しい!」みたいな感情になれて踊り狂ってしまった、それでも「大丈夫まだ生きてるよ」で文脈を回収してくるのが流石。
サビで開放弦弾くときに左手を離すベーシストが好きです。
宇宙、惑星といったワードが9thアルバムポイントなんですかね?
en2.mix juiceのいうとおり
シームレスでイントロを繋いで、最後の曲です!とか言わない代わりにベーシストがバイバーイと手を振っていた。
電飾の真ん中から左右に色が変わっていくやつ(伝わる?)の鬼カラフルver. みたいな照明が綺麗すぎて忘れられない景色でしたね…。
リンゴを背負ったアルバムツアーの〆がミックスジュースも小粋でいいじゃん、なーんて。nextツアーをsee you, next sessionで〆て20周年に繋げるのお洒落すぎるし、いちばんの人生賛歌をこの位置に持ってくるの最高すぎました。ラスサビで客電点くダメ押し演出も毎度ながら良。
いいツアーでしたね、といってもM5とM16以降の話がほとんどですけど。
それにしても、3連休を控えた平日夜のライブハウス、本当に生きるご褒美でしかないね…それで「生きてほしい!」なんて言われたらハイ!生きます!となってしまう、本当に良かったです。(唯一の欠点は筆者は土曜日休みじゃ無かったこと、3連休返せ)
それでは!