はてなミント

音楽について書きますー

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2023 "Ninth Peel" ライブレポート

どうも抹茶ミントです

ニゾンのツアーのライブレポです!書く時間が無くって遅くなったし書きっぱなしで上げるの忘れてたので、いっそ東京公演に合わせて投稿しちゃいます。
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開場

福岡市民会館、狭すぎる!!!
ロビーも狭くてぎゅうぎゅうだったのですが、席も前後左右とにかく狭くてびっくりしました。ライブ中は立つので前後間隔は気にならないんですけど。

SE 絵の具

いつも通り青ライトで登場。
ぷつっと途切れてギタボピンスポ。さよなら第九惑星確定演出か???と思いきや。

 

01.夢が覚めたら(at that river)

「さよなら街明かりずっと愛してたよ」
ftH8を経て満を持して登場。peel=皮=川=river、じゃん!というしょうもない気づきがありました。
ネオン消えて点いて繰り返して…が演出の伏線になっていたのも偶然かは分らんね。

02.シュガーソングとビターステップ

UNISON SQUARE GARDENです、ようこそ!」からイントロ。ヘッドホンおじさんでなんとなく察してしまいました(特殊能力)
地味にワンマン2曲目はお初。ようこそ!の後はもっとぶち上がりソングがいいんですけどね…(小声)
蓋然性合理主義ポーズはなぜか無し。
会場のリバーブが強すぎて「words and melodies melodies melodies…」ってなってて爆笑。

03.ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂ

歓声に埋もれて最初気づかなかったイントロ。ドラマーと目を合わせてイントロを弾くギタボが良かったです(?)
新曲とは思えない演奏の安定感とサビの盛り上がりが最高でしたね、あと暖色系→赤白の照明がめちゃくちゃ合っていて、視覚的も楽しい曲。
ギタボ、Aメロで手がうるさくなりがち指数がめちゃくちゃ高いです。
これ、LiSAが歌ってそうっていうツイートをTLで見たんけど、まさにその通りなんですよね、LiSAっぽいポップロック感がして好きです。

04.Nihil Pip Viper

制御不能だ…→ドパーン(ドラム)→ジャージャーッジャー(ギター)
という始まり、なかなかに痺れました。
めちゃくちゃカラフルてんこ盛りみたいな照明で、代表曲??となりました(失礼)
M2からM4までほとんど同じBPMなのが面白かったです。
曲終わり「福岡最後までよろしく!」で〆。

 

05.City Peel

前ツアーのCAPACITYみたいなドラムが最初に入ってました。オッサレ~。
原曲は、ギターの音もエフェクトガンガンで鍵盤も入ってるのが特徴的でしたが、ライブでは同期なしで、ギターもそんなに音色いじってない感じでした。ユニゾンらしくないように見せかけて、ライブでは全然ユニゾンの曲になってましたね。
そういえば前のブロックから3曲連続アルバム曲じゃん、と思いながら聞いていました。

06.静謐甘美秋暮抒情

ゆったり曲2連続。珍しい構成ですよね。
いい曲なので言うことは特にないです、サビの裏声(期待しないのが、の「が」)がエロかったです。バンドのライブの感想か?
ステージ背景はLitHみたいな感じで、幕に映すやつ?って言ったら伝わるんすかね。ここら辺XIIXのライブみたいでした。

07.WINDOW開ける

右手を上げられないツアー、Ninth Peel。ローテンポの曲が続きます。
福岡市民会館、けっこう音がでかくて、歪ませたパワーコードがずっしりと腹に響く感じが良でした。1サビ後のベースソロ?とかもめちゃ好きでした。
音源発表から15年経ったWINDOW開ける、当時に比べAメロとサビの静と動のコントラストがより際立っていたというか、荒っぽさの中に余裕が感じられるアクトでした。かなり斎ギャ向けコンテンツで満足(?)

08.シューゲイザースピーカー

CITSツアーリバイバルの繋ぎ。
白系の照明でロックバンドな曲をやるのには弱いです。Dizzy Trickster然り。
アウトロ伸ばしてギター速弾きゾーンがあって、ピンスポで弾き倒してから次の曲に繋がるの新しかったです。
ギタボの手がうるさい指数トップクラス。

09.アンチ・トレンディ・クラブ

めちゃピンクの照明×ネオンに囲まれての演奏。新曲〜って感じでした(やっぱり難しそうでしたよね)。でもキメのとこは痺れました。
イントロ「Foooooo!」を全員で言ってて、それ言うんだってなった。しかもエコー効きすぎてて「Foooooooooooo…」ってイントロ中ずっと鳴ってたのオモシロでしたね。

嫌いなんだよ媚びんの→どんなヒットソングでも〜→多数みんなが好きなものだけが正義?、さすがアンチトレンディツアーで良でした。

10.MIDNIGHT JUNGLE

間髪入れずドラムからお決まりのグリーン照明。タイトルコールのとこめちゃくちゃ溜めてドカ湧きなの良かった。
オフサイドのホイッスル響いてでカオスと繋がらなくもないけど、まあたまたまでしょう。
流石にこの曲で暗転入ると思ったので、次に繋がって腰抜かしましたね。

11.Phantom Joke

MJ〆→ギタボのタイトルコール→ハイハット1カウントでイントロ、という繋ぎ。初見でした。
いや、7曲ぶっ続けで最後にこの曲持ってくる?ちなみに、案の定ギタボ苦しそうで安心しました(?)。ここら辺はメンバーが各自で見えない敵と戦っているのを見守るみたいな感じのゾーンでした。
オレンジ赤系のザクザクした照明が新鮮でした。8枚目のツアーに比べて、ちゃんとバンドの持ち札としてカードを切っているのが成長を感じられたよね(Phantom Jokeの親?)

最後掻き回して暗転。

 

12.セッション〜Numbness like a ginger

前ブロックとは180°雰囲気を変えて、激オシャセッションからイントロに流れこみ大優勝。
しっとり系だけどバラードではなくて、ポップだけど憂いも含んでいて…という、この曲の無属性感がいちばん活きる演出だったと思います。ひたすらいい曲に浸れた。ピアノが無いぶん、ギターのリズムと小刻みなベースがダイレクトに聞こえてきたのも◎。
ドラムの、いつもに増して丁寧に叩く感じが良かったです。

13.お人好しカメレオン

M12が終わって拍手の中「っああ」と場を鎮め、ギターをつま弾きながら「だから今その声を捨てないで」と歌い出し。
本当に?本当に?
わけわかんないまま曲が終わっていた舞洲のときに比べて、より等身大のお人好しカメレオンというか、ちゃんと浸れる使い方だったのが何より嬉しかった(BsSsのさわれない歌みたいな、伝わる?)。Numbness like a ginger がいちばん活きるようなお人好しカメレオン、って感じでしたね。
ギターとかドラムとかがちょこちょこアレンジを変えてて最高。照明も1曲通してほとんど変わらずシンプルだったし、ベースおじさんは相変わらずいい顔してた。
8枚目ツアーの夏影テールライト→オーケストラを観にいこうを思い出したけど、どうしても13曲目に好きな曲がきて優勝するのには抗えないんですよね…

 

暗転

ドラムソロ〜セッション

鈴木貴雄さんバケモン→治安悪めのセッションに流れ込み。BPMといい、雰囲気といい、ミレニアムハッピー・チェーンソーエッヂにしか繋がらないだろ!みたいなセッションでした。何に繋がるのやらと思っていたら、ギタボが「10…9…8…」と1小節ごとにカウントダウン。

14.スペースシャトル・ララバイ

セッション止まる→ギタボピンスポ。カウントダウンからのスペースシャトル発射、完全にノーマークすぎて痺れました。
イントロでリンゴのロゴのネオン電灯が降りてきてkaleido proud fiestaツアーになりました(なりません)。
実は、メジャーコードでアップテンポの曲(いわゆるユニゾン!ってやつ)は本日これが初登場。これまでの構成や曲順が珍しかったので、やっとUNISON SQUARE GARDEN のライブに来た!って実感したような。2Aのアルペジオ大好き。

この曲もお人好しカメレオンと主題は同じだし、しっかりアンチトレンディ文脈でハオです(みんなが大好きな物語の中じゃ呼吸がしづらい我々)(Dizzy Tricksterは?)

アウトロはジャーンと伸ばして、ヘッドホン待ちかな〜と思いきや。

15.放課後マリアージュ

スティックカウントからまさかのヘンテコイントロ。意外でした。
勝手にメカトルとかワールドワイドとかの類いだと思っていたので終盤に来るイメージは全く無くて、だからこそ「こういう使い方するんだ!」が見事にハマった一例となりましたね。シングル曲に劣らず盛り上がりました(筆者が)。このテンポの裏拍ハイハットは無条件でノれます。

ピンク基調のカラフルな照明、crazy birthdayっぽさがあったかも。ベースおじさんのAメロ下手前大接近タイムが可愛かったです。

物申すところがあるとすれば、まあ順当に行けばCatch up, latency とか kid, I like quartetとかでブチ上がりたかったというのが無くはないですが…(でも筆者はfiesta in chaos 行けてなかったから救済されたので吉です)
普通に手拍子忘れたけど、不真面目とかで片付けないで…

16.徹頭徹尾夜な夜なドライブ

ワンマンでは意外とお久しぶりのお祭りタイム。まだ足が上がるベーシストと手数マシマシドラマーとゴミはゴミ箱へのギタボに感服。
ワタシドコ・ココハダレ・ダアレってマジで全員叫んでてお祭り騒ぎどころじゃなかった。一瞬にしてダンスフロアに変えるこの曲、すげえな…

17.カオスが極まる

夜な夜なドライブ夜な夜な!からシームレスで特殊イントロのSEが鳴り響き、場内割れんばかりの大歓声。いちばんいいとこでブチかますぜと言いたげなセトリおじさんに対して、待ってましたというフロアの盛り上がりが一致してて良かったし、この曲ってそんなに代表曲って感じなんだ…と実感しましたね。
クライマックスというのもあってか、イントロからずっとフルスロットルで駆け抜ける感じが良かった。場違いハミングバードに通ずるものが無くもないかなという感じでした、最高。
極まってしまったあと「UNISON SQUARE GARDENでした、ラスト!」

18.恋する惑星

ネオン大量発生で大団円。カオスが極まるで実質ラストみたいな盛り上がりだったので、多幸感とか華やかさが加わって十分すぎるフィナーレでしたね…というかほとんど覚えてないです。ギタボがなんか可愛かったです(いつものこと)

 

満足で本編終了。一瞬でアンコール出てきて笑った。

en 1.ガリレオのショーケース

カポ3開放弦ジャーンかたお決まりのスタート。ガリレオのショーケース、いい曲すぎ…。
間奏のおふざけタイムは、福岡では田淵が下手↔︎上手をシャトルラン&ギタボはライザーに乗ってドラマーとイチャイチャ、という案外普通の光景でした、残念。
アウトロでカポ1に付け替え、〆→「またね!」→ヘッドホン装着から

en 2.kaleido proud fiesta

かくして♪ 聞けると思っていなかったから嬉しかったし、オーラスkpfは解釈一致すぎて感動した。さすがセトリおじさん。あと、客電つけるの天才。
kpfツアーでは、虹色照明で主役!クライマックス!感動!みたいな感じだったけど、今回はハッピー大団円!って感じが強くて楽しかったです。なぞっていこう、でネオンがなぞるように点くとかの小細工大好き。というか、kaleido proud fiestaって割とマジでユニゾンの曲のなかでトップクラスに好きかもしれないということに気づいてしまいましたね…

 

 

終演

 

 

総括

まあ、楽しかったです(雑)

賛否両論あるセットリストでございますが、筆者自身の話を。

TLの微妙な雰囲気に薄々気づきながら参戦したので、いい意味で過度に期待せずに観れたというか、そんなことするんだウケる〜くらいの心持ちでいれたのでダメージは少ないです(?)

昨年のkaleido proud fiesta ツアーみたいなセトリが好きで大優勝してしまったので、それに比べたら優勝し切れない気持ちがあるっちゃあるけど、まあ19年ライブやっててこんなツアーもいいよね〜くらいの気持ちで落ち着いてはいます。Catch up, latency を頑なにワンマンでやってくれないのだけには怒っていますが…(20thへの温存ですか?)

そうは言っても、ライブレポの最後にこんなお気持ち表明の長文を書くくらいには思うことが無いことはないので(回りくどい)、nextへの期待は深まる一方。

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↑ちゃんと予想セトリ

まあ先は長いので楽しみに待ちましょう♪

 

おわりです!