2023 下半期 楽曲10選
2023年下半期って20日くらいしか無かった?私が何もしてないだけ?
気づけば1月も中旬。早すぎ。
上半期のやつ↓
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アルバム9選
- XIIX - XIIX
- dig saw - 黒子首
- PILOT ‐ 多次元制御機構よだか
- 12 hugs (like butterflies) - 羊文学
- 印象万象有象無象 - パスピエ
- THE GREATEST UNKNOWN - King Gnu
- 哀愁演劇 - indigo la End
- THE BOOK 3 - YOASOBI
- peanut buttersⅡ - peanut butters
トップ3枚はかなり悩みましたが、最終的には再生回数が多い順に。上半期に比べるとどうしても「これ大名盤…」というのは少なかったし、進んでアルバムをリリースしないアーティストも増えたなという印象。そんな中でもこだわってアルバムを作ってるなと感じるのは特に「XIIX」「12hugs (like butterflies)」「印象万象有象無象」あたり。King Gnu のほとんど既存曲なのに飽きずに聞かせる仕掛けも大好きでしたし、全曲強い「dig saw」「PILOT」もよく聞きました。
<2023下半期ベスト繋ぎ>
1位 シトラス~あれ~まばたきの途中(feat. 橋本愛)(「XIIX」より)
2位 SUNNY SIDE UP~雨燦々~BOY(「THE GREATEST UNKNOWN」より)
3位 ばっどどりぃむ純喫茶~無問題(「dig saw」より)
楽曲10選
クラクラ - Ado
確実に1回見たことある問題だよな?おかしいな?となった曲。「田淵曲を聴いたときのそれ」を感じました。
ミックスナッツの後釜ということで、バンド×ホーンの華やかなサウンド、ハイテンポポップなメロという王道アニソン。Cメロでクールダウン→転調、2サビに…行かない!、落ちサビ半音下げ、といったポイントを網羅しているのがすごい。し、meiyoさんの作曲の振り幅の広さに脱帽です。
2B→間奏→2C→落ちサビ転調
— 抹茶ミント (@greentea_usg) 2023年10月6日
UNISON SQUARE GARDEN のここぞのシングルタイアップ曲すぎるだろhttps://t.co/lr1CPtJoiB
TEDDY - Q.I.S.
北澤ゆうほさんのソロプロジェクトとして始動したQ.I.S.の第一弾の楽曲。マジで音楽を続けてくれてありがとうしか言えない、音楽に縋って生きている人だけに通じる魔法のようなものを感じます。
the peggies 時代からミックスやアレンジの面では変化がありますが、突き抜けるようサビと透き通るようなボーカルは健在。「それでも僕は歌い続けるよ」といったまっすぐな歌詞が頼もしく思えます。
曲名 - 多次元制御機構よだか
脳死で良い曲~っつって無限にリピートしちゃうくらいには「脳より先に心が反応するタイプの好きな曲」です。
こういうバンド(バンドなん?)って意外とありそうでなかったというか、ロックと声優音楽のいいとこどりみたいな印象を受けました。ライブではやんないんだろうなっていうリードギターとかサビ頭のキラキラとか、音源の完成度が異次元。
「AメロのAはAbilityのA」とかいうムツムロアキラを感じる歌詞が好き。
LEAP HIGH!~明日へ、めいっぱい~ - PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS
日プ3話で見るのストップして最終話だけ見たから「あらまあこんなにかわいくなって…」と親戚のおばさんみたいな感情しか生まれなかったという話は置いといて、めちゃくちゃ好きですこの曲。メロが良い! 時代に寄せながらもちゃんとJ-POPっぽさがあって、上手い歌が映えるというバランスがすげえと思います。
Aメロ(待ってたの~) D→D on C→G on B→Gm on B
サビ(私を見つけたこと~)D→→F→→D on G→→A
サビ頭一瞬だけマイナーから借りるやつ良すぎ!あと、わくわくしたいのラップの裏でAugみたいなの鳴っててキモくて好きです(雑)
ばっどどりぃむ純喫茶 - 黒子首
レトロ感あるサウンドと「純喫茶」という歌詞のすさまじい一致!
小説チックな情景描写もさることながら、どこか俯瞰的な、達観した目線の歌詞がなんかわかるというか、別れるときって意外と冷静で余計なことばっか考えるよねという温度感に共感します。「わざとらしくコーヒーを飲むペース落としたの」「あいすくりぃむも泣いてる」というキュートな歌詞も好。
「これが最後だと思う♪(休符)これが~」と1小節まるまる休符にするからこそ、メロの美しさが際立っています。
いけないfool logic - UNISON SQUARE GARDEN
言うことないですよ~
いけないfool logicを聴いた感想「斎藤宏介さん、女性声優???」(本当に伝わらなくていい)
— 抹茶ミント (@greentea_usg) 2023年9月27日
ピアノもホーンもストリングスも全部入れちゃえの精神から一転、2Aのピアノが際立つアレンジが好好好。からのshake the world テンポ変わるゾーン、からの強引な「平行線のランデブー」復帰ゾーンも愛おしいですよね。
生命体 - 星野源
好きすぎ!
ピアノベースドラムのセッションに歌とサックスが乗っかって、ポップソングに着地できるのってマジで星野源だけだと思います。世界陸上のテーマソングということで、疾走感をこの楽器構成で表現するのか!という感動と、「命は足掻く 死ぬな 研ぎ澄ませ」とまっすぐな歌詞に心打たれまくり。
MV観て!↓
グー - ハンブレッダーズ
結局ロックバンドが好きなんだな…となる曲。グーって英語でRockだし←良すぎ
カノンコードのとこでカノンロックのギター入ってる!って意図的か分からないけど反応しちゃいますよね。「軽音部っぽさ」ってことなんだろうけど、こういう自叙伝的歌詞がグッとくる。
ムツムロ100%みたいなメロと歌詞とアレンジ…噛みしめるより前に心が反応するやつだ
— 抹茶ミント (@greentea_usg) 2023年12月13日
more than words - 羊文学
「羊文学にしか鳴らせない音」を極めたような楽曲、鳴ってない音や空白とか奥行きまで含めて「羊文学の音」になってるのが本当にすごい。
Aメロ、ギターのアルペジオだけ三連符という独特な浮遊感。まったく違うシンコペーションのギターと表現力の塊みたいなボーカル、それを支えるリズム隊も頼もしさがあります。
2Aのクローズハイハットとスラップの掛け合い好き。「振り出しに戻して」の後のギター「ジャジャッジャッジャジャジャ」に被さるゴリゴリのベースがバンド良すぎ~となる(なりません?)
「いつからか失敗を避けるのにむきになって 本当に欲しいもの諦めて何がしたいか 見えなくて見過ごして絶望だけ得意になって それをもう手遅れと決めるにはちょっと早いね」←志木美鳥?
花 - 藤井風
「みんな儚い みんな尊い」「いつの日かすべてがかわいく思えるさ」
もはやこれを聞いたら脳内で椿ハウスとあの4人が浮かび上がってきて困るのですが、この曲の持つ独特の温度感というか、心許せるようなぬくもりを内包した曲だなと感じています。
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おしまいです。
2024年、UNISON SQUARE GARDEN 20周年、楽しみは尽きないですね…
過去の10選貼っときます
それでは!