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ライブレポート〜UNISON SQUARE GARDEN Tour 2021-2022 Patrick Vegee 福岡サンパレス公演〜

この記事は、2022年1月にnoteで公開されたものを、はてなブログ用に再び更新したものです。内容はnoteと全く同じですが、レイアウト等ははてなブログ用に編集した部分があります。

 

こんにちは、抹茶ミントです!

1月15日、福岡サンパレス。私の大好きなバンド・UNISON SQUARE GARDENのアルバムツアー「Patrick Vegee」に行って参りました。
今回はそのライブレポ、という名の、クソデカ感情をぶつけるだけの駄文です。情緒と語彙力が終わっておりますが、何卒よろしくお願いします!

※この記事はツアーのネタバレを含みます。

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それでは!

 

SE. 絵の具

実は、コロナ禍になって初めての生ライブだったんですよ。青色のライトの中、盛大な拍手に迎えられて入場する3人。この瞬間をどれだけ待ち侘びたものか…と思うと、涙が出てきて、うわあああってなりました、、1曲目すら始まってないのにこのテンションでいいのか?

 

01. Simple Simple Anecdote

絵の具フェードアウト→ギタボピンスポ→サビ弾き語りアレンジからスタート。この感じ馴染みあるな…って思ったら、LitHのmix juice のいうとおりのデジャヴだった(照明はシンプルだったからそれはちょっと違うけど)。初っ端「全部嫌になったなんて簡単に言うなよ」とか、良すぎる…

 

02. Hatch I need

「ようこそっ」と被せ気味でベースのイントロが始まる。スモークも焚かれててテンションが一気に上がったり。演奏もバッチリで、今後もやって欲しいなーとつくづく。

 

03. マーメイドスキャンダラス

アルバムのM1〜M2の再現。ここは素直に繋げないと思ってたから拍子抜けしたけど、この曲が3曲目っていうのも「Patrick Vegee」だな。ピンクの照明、マーメイドカラーってことなんだろうけど、曲の激しさとのギャップが面白かった(?)。
ワンマンで1〜3曲目を同一アルバム曲で固めるの初めてだよね?

 

04. Invisible Sensation

綺麗に繋がり歌い出し。イントロのグサグサしたライトが良かった。この曲で、会場の熱気がちょい上がった気がする(気がする)。
席がギタボ側だったので序盤はギタボしか見てなかったけど、それでも分かるくらいベースの人が暴れ始めてて笑った。
UNISON SQUARE GARDEN です!で〆。

 


MCは「(斎藤さんを見つめる田淵を見て)顔怖っ」とか言ってた。
カポが2フレットに付いてるのが確認できたので、「え、フルカラー?な訳ない…」とか思ってたら、、

 

05. フライデイノベルス

歌い出しで冗談抜きで息が止まった。え?やってくれんの?フライデイノベルスを?やばいやばいやばいやばい!ってなって、正直あんま覚えてない()。ただ、ftH6のライブ音源よりもテンポが安定してんなって感じた記憶がある。
選曲理由はうさぎさんたち?

 

06. カラクリカルカレ

カポを外し開放弦ジャーーーンからイントロ。冗談抜きで息が止まった(2回目)。赤のギラギラした照明が、6曲目のテンションじゃなかった。2Aでドラムがバグるのも最高。斎藤さん高音出しづらそうでちょっと心配だったけど、バチバチでもう言葉が出ないカッコ良さ。
Aメロで頭抱えて崩れ落ちてた私の左前の人、大丈夫かなぁ。

 

07. Nihil Pip Viper

「新曲!」からイントロへ。カラフルに移ろうライトと曲のポップ感がめちゃくちゃ合ってた。「蓋然性合理主義なんてガキの遊びだわ」の前のドラムがシュガーソングとビターステップのイントロで、ニヤニヤしちゃったよね。
安定感が半端なくて10年前の曲ですか?って思うほど。

 

08. Dizzy Trickster

ハイハット4カウントからイントロ。冗談抜きで息が(以下略)。心待ちにしていた曲なので、本当に興奮した。この高揚感は誰にも奪えないんだよ!白一色のサビが、ストレートに良かった。
ラスサビの最後で斎藤さんがマイクを掴んで歌ってたの、確かこの曲だったような。曲終わりにギタボのかわいい「テンキュー」が聞けて良かった。

 


ここで暗転。

このセクション、序盤なのにミドルテンポの曲が少なくて、ギア全開で突っ走っていくような構成だったけど、「Normal」以降はこれが主流になっていくのかね?

 

09. 摂食ビジランテ

3人が、真っ赤の真っ直ぐな光に後ろから照らされていて、この曲のイメージとピッタリだった。これまでアップテンポな曲が続いていただけに、「引き算の美学」を感じられた気がする。ライブで聴くとこんなに迫力出るんだ、、

 

10. 夜が揺れている

MMMEの静謐甘美秋暮抒情→夜が揺れているとほぼ同じ繋ぎ。まあ、摂食ビジランテみたいなシリアスな雰囲気と綺麗に繋がる曲といったら、暗さもあり切なさ・儚さもあるこの曲は適任だった気がする。青の四角いライト(?)が上下に揺れているのがキレイだった。最後の「バイバイ」が、skの声が枯れ気味だったのもあってか、めっちゃ甘い&切ない「バイバイ」になってたのやばすぎる、、

 

11. 夏影テールライト

スティック4カウント始まり。オレンジの降り注ぐような照明が「夏の夜」っていうより「夏の夕暮れ」な感じがした。夏影テールライト、いい曲すぎん?この曲を目の前でユニゾンが歌ってるっていう時点で感動してるし、好きすぎて「いい曲」以外の感想が出てこない。

 

12. オーケストラを観に行こう

同期のイントロで、冗談抜きで息止まった。夏影テールライト→オーケストラを観に行こう、なんて流れが存在していいのか?(君に近づきたいけど近づけない夏影テールライト→「吐息も聞こえる10センチ」だけど「まだちゃんと声に出来ない」オーケストラを観に行こう 泣くしか無くない?)
背景を黄色オレンジに染めた中、満面の笑みでコーラスを歌うベースの人が大優勝だった。頻繁にバンザイしてて、こっちも万歳しそうになったよね。当分聴けないと思ってたから、本当に良かった!
アウトロと同時にバンッと照明が落ちる演出も神がかっていた。会場、今日イチの拍手。

 

13. Phantom Joke

今日イチの拍手を切り裂くように始まったこの曲。オーケストラで素直に終わらないのが「グチャっと」ポイント(Normalのキライ=キライポジション?)。ドラムの手数やばかった定期。
落ちサビで、ギタボを前から照らして、影を背面に投影してたのが神演出。最後のかき回しも激しくてかっこよかったです

 

 

 

ドラムソロ〜セッション

暗転中にドラムの音チェックしてて、そのまま気づけばTKOにピンスポが当たっており、コール無しでヌルッと始まった。相変わらずやばいドラムソロで、言葉に出来ないです、、
割と長めのドヤ顔タイムを経て、セッションがスタート。クソ歪ませたままスラップをするベースソロ、最高だった。この次にファンシーが来るのは確信してたけど、謎のセッション(TKO数字叫ぶ→その分キメを入れる→スティック4カウント×4〜5回、みたいな)が挟まっていつ始まるんだ?ってなってた。

 

14. 世界はファンシー

結局、ギタボがボソッと何か言って(多分タイトルコール)、スティック4カウントから始まったのはめっちゃ興奮した。Aメロで、ベースの人が挙動不審極まりない動きをしながらこっち側(斎藤さん側)に来てて笑った。これぞPatrick Vegeeのリード曲、満を持して登場してくれて最高。

追記:Twitter見てて気づいたんですけど、タイトルコールしたのTKOだったっぽいですね…。すいません、、

 

15. スロウカーヴは打てない(that made me crazy)

そのまま繋げてハイハットが鳴りスタート。これも、Aメロで田淵がわけわからん動きしてて愛おしかった。照明が明るめで、客席も結構照らされてたからか、「楽しい」雰囲気が充満していて幸せだった。田淵の自信作が、終盤のいいとこで爆裂するの本当に好き(Dr. Izzyツアーのオトノバ?)。
ギターソロ、田淵が犬みたいにギタボに頭突きしてて面白かった。

 

16. 天国と地獄

Catch up, latency を確信して右手をあげたら、なんとなんと天国と地獄。縦に伸びる照明と暴れ狂うベースの人が最高だったし、安定のブチ上がりだった。「今夜も駄々騒ぎ」のとこでウネウネするライトが個人的ツボだった。

最後TKOヘッドフォン装着で次の曲を確信したのは私だけじゃないはず

よく考えたら、ワンマンでは2020年の大晦日以来、ツアーではOrOrの日替わり枠以来?意外とお久しぶりなのかも。

 

17. シュガーソングとビターステップ

フェスやん。フェスやんけ。終盤も終盤、黄色×ピンクのライトとともに聴くシュガーソング、多幸感の塊じゃんね…。ベースの人が「大嫌い 大好き」のとこで、客に向かって首捻ってたの可愛すぎた。
シュガーソングとビターステップ→拍手→「ラスト!」が定番と化してきてるの気のせい?

 

18. 101回目のプロローグ

言うこと無し。ラストに相応しすぎる、圧巻のフィナーレだった。相変わらずBメロのスラップ好き。何と言っても、アカペラゾーンの途中、skがマイクを遠ざけて生声で歌ってたの、もう……。それからバンドが加わって七色になるアレンジ、迫力がすごすぎた。
あと、客が意外と手を挙げずに聞き入ってたの良かった(何様?)。アップテンポだけど聴かせるタイプの曲で、カテゴライズしづらい、新しい終わり方だった気がする。

UNISON SQUARE GARDENでした、またね!」で本編終了。

 

 

 

アンコールMCは「出来る限りライブをし続ける」「新曲、いい曲すぎてビビるよ?」とか言ってた。

 

19. crazy birthday

「アンコール行きまァす!」からこの曲。後ろに2曲あるからか、ベースの人はわりかし大人しめだった。そういえば、TKOはフード被っててほぼ目隠し状態。「良くなくなくない?」は、CITSツアーの可愛いver. だった(可愛いver. とは)。
「八」つ裂き選曲なんだろうけど、やるならスロウカーヴ→クレバと予想していたのでびっくり。アウトロでskが下手側に出てきて、その位置のまま次の曲のイントロ弾き始めたの新鮮だった(そのため「おしまいっ」は無し)。

 

20. オトノバ中間試験

意外!en2っていう位置に演奏されるのが成長の証みたいで、孫を愛でるじじばばの気分になってた(?)。とにかくハッピーハッピーであんま覚えてないけど、制限タイムポーズもしっかりキマってたことは報告しとく。
ラスサビのとこで、ヘッドフォン付けるためにTKOがフード脱がされてたの笑った(同時にCatch up, latency が報われないことを悟った)。

 

21. 春が来てぼくら

楽曲の音が鳴り止まないまま、「ラスト」とともに同期イントロが流れる。いちばん幸せな時間だった。正直、ラストがこの曲って分かったときは「絶対泣くじゃん…」って思ってたけど、今回は感動<多幸感だったかな。いちばん最後に、全てを包み込んで肯定してくれるような感覚があって、「このライブに来て良かった」「今まで生きてて良かった」って思わされた。あと、ラスサビで真っピンクになる照明が花マルだね…。

 


ということで、以上がレポート(かっこわらい)になります。いや、マジでいいライブだった!!語彙力がしんでるけど許してくれ、、

 

ここからはおまけですが、予想セトリの答え合わせを、総括に変えさせていただくにゃー。

予想①↓

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予想②↓

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  • 「1曲目がアルバム曲」という点においては確信があったので、Simple Simple Anecdote 始まりはすごく納得&悔しい。
  • 「8月、昼中の流れ星と飛行機雲」と「桜のあと」は、8枚目枠で絶対やるでしょ!と思ってたけど無かったね(あと、食べる枠のkid, I like quartet も)。終盤のマーメイドスキャンダラス→場違いハミングバードも自信あったけど、まさか3曲目とは。
  • それよりCatch up, latency 先輩よ!どんだけ不遇なんだ!(…冷静に考えたら、大晦日の対バンでやることが最初から決まってたから、ツアーのセトリからは外した説が濃厚)
  • 全体を通して「MODE MOOD MODE ENCORE Revival」だった(わけわからん)。個人的MVPは、夏影テールライト→オーケストラを観に行こう。絶対走馬灯に出てくると思う。
  • 追記:欲を言えば、Dizzy Trickster と夏影テールライトの前にセッション欲しかった…(完全なる私欲)。それにしても、アルバムのグチャッと度合いに比べれば、捻りの無いセトリだった気がする。もともとの同期無しセトリでは、もっとニッチなセトリになってたのかな…なんて邪推(でも、オーケストラを観にいこうと春が来てぼくらにしか救えない命もある)。

 


とりあえず書きたいことは書ききった!いやあ、思ったよりまとまりのない文章になっちゃいましたね…。
最後にセットリストを載せておきます。これ、字面だけで飯食えるぞ。

SE. 絵の具
01. Simple Simple Anecdote
02. Hatch I need
03. マーメイドスキャンダラス
04. Invisible Sensation
05. フライデイノベルス
06. カラクリカルカレ
07. Nihil Pip Viper
08. Dizzy Trickster
09. 摂食ビジランテ
10. 夜が揺れている
11. 夏影テールライト
12. オーケストラを観に行こう
13. Phantom Joke
ドラムソロ
14. 世界はファンシー
15. スロウカーヴは打てない(that made me crazy)
16. 天国と地獄
17. シュガーソングとビターステップ
18. 101回目のプロローグ

en.
01. crazy birthday
02. オトノバ中間試験
03. 春が来てぼくら

 

 

お読みいただきありがとうございました!