はてなミント

音楽について書きますー

2022下半期 アルバム&楽曲10選!

どうも〜抹茶ミントです!

 

更新サボりすぎて本当にごめんなさい、このままだと毎年末に10選を投稿し続けるだけのブログになってしまいます

 

ということで(バカの順接)、今回は2022年下半期アルバム10選、楽曲10選を載せています。

↑嘘です。楽曲10選は絞りきれず15選になった。てへ

自称楽曲派がお送りする2022年の集大成、刮目して見よ!(浅草みどり)

 

アルバム10選

10位→1位

正気じゃいられない - マハラージャン

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Apple Musicの紹介文が「極上のファンクとユニークな歌詞の化学反応」なんですけど、本当にその通り。

音がかっこいい!めちゃめちゃファンクで、ピアノの裏メロとか超キモい(褒)のに、メロと歌詞はキャッチーで聴きやすい。

ギターベースドラムの音がでかいのも良いです。

1曲目「正気じゃいられない」、実質「Stellar Stellar」じゃんっていう誰にも伝わらないつぶやきを残しておきます。

 

glow - 水瀬いのり

glow

glow

冒頭3曲が美しすぎて、3曲永遠にリピートしてました。2022年アルバムの頭3曲グランプリ。

インストから繋がってM2「僕らだけの鼓動」。
1サビ後からやっとスネアが入りだすのが、らしいようならしくないような。Dメロ転調がヤバです。

ででで、華やかに幕開けた後さらに「We are the Music」で華やかさに追い打ちをかけます。M1〜M2で目覚め→M3で庭に出て花に水をやる、というイメージ。

この圧倒的爽快感がたまらん。最高の流れです。

余談、M1のインスト曲、ひるなかの流星っぽい。

 

Master Work - ODD Foot Works

Master Work

Master Work

  • ODD Foot Works
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥2444

music.apple.com

成田ハネダ氏経由で知ったバンド(M2 卒業証書にキーボードで参加)

こういう系統のバンドあんまり聞いてなかったけど、このアルバムはいい曲揃いで良くまとまったアルバムでした。

曲の繋ぎもスリリングで、10曲31分というコンパクトなサイズも軽くて聴きやすい。

ラップだから当たり前だけど、メロへの言葉の乗せ方が上手くて聞いてて心地いい。歌詞の意味が程良く入ってこないので、純粋にリズムに乗れて気持ちいいのが良いです。

「燃えろよ桜」なんかは、ゴリゴリのロックサウンドとそれに乗せられたラップがすごく合ってて最高。ギターリフが耳に残ります。

 

ukabubaku - パスピエ

不思議なのにまとまる。これぞパスピエ。安定の鬼才。奇才。

M3「発色」の知的なポップ感(つたわる?)が好みです。おなじく「四月のカーテン」の東京事変みたいなピアノも、キャッチーで刺さった。

でも、そのほかの、ポップとかキャッチーとかで表せない、パスピエの音楽としか言えない音楽がこのバンドの唯一性でもあり。

あと、なつき嬢の声の切なさ?というか、憂う感じが年々増していってる気がしています。

 

ヤバすぎるスピード - ハンブレッダーズ

ヤバすぎるスピード

ヤバすぎるスピード

  • ハンブレッダーズ
  • J-Pop
  • ¥2546

music.apple.com

UNISON SQUARE GARDEN(妄言)

本当にUNISON SQUARE GARDENの2.5thアルバムですか?って感じで好き。

M1→M2の繋ぎとかはまんま履修済みなんだけど、オーラスに「光」を持ってくるのがそうだよねそうだよね!!!ってなる、絶望と希望の塩梅が素晴らしくて本当に好きです。

なんとなく今のJ-popの傾向として、得意分野特化型が多いなと感じていて。
このアルバムも、ハンブレッダーズ独特のポップソングばっかりで、無限に同じ曲来る!って感じが今風でした。

 

ART MUSEUM - POP ART TOWN

ART MUSEUM

ART MUSEUM

  • POP ART TOWN
  • J-Pop
  • ¥2444

music.apple.com

ネオ・緑黄色社会と呼ばれるPOP ART TOWN(呼ばれてない)。

無限に良質なポップソングが流れるだけのアルバム、謎の安心感があります。

「強がりは赤いリップなら」とかいう大名曲が満を辞して登場する感じがめちゃくちゃ好きなのですが、その後に控える「ファンファーレ」に毎回感情を持ってかれてしまうよね…。

2サビ後、合唱→スネアロール→落ちサビ→転調の流れでフィナーレなの、最適解です。

 

Telegraph - Kroi

telegraph

telegraph

  • Kroi
  • J-Pop
  • ¥2139

music.apple.com

売れていくと「大衆」を意識して曲調とかスタンスが変わっていくバンドって多いと思うのですが、Kroi ほどアイデンティティを維持しながら大衆に対応するバンドはないと感じています……

めちゃめちゃカッコいい!

幕開けの「Drippin' Desert」は鳥肌もののラップ、かと思えば「Juden」はポップな歌もの…とボーカルの内田さんのポテンシャルが遺憾なく発揮されており、

一方「Banana」「Go Through」といったインスト曲はバンドのセッションそのままの雰囲気、と、さまざまな角度から懐に忍び込んできます。

 

Travel The Galaxy - Suspended 4th

Travel The Galaxy

Travel The Galaxy

  • Suspended 4th
  • ロック
  • ¥1528

今年一番聴いたアルバムです。

言葉にするようなあれじゃないので、とりあえず聞いてください。本当に。

脳髄をブッ刺してくるような痺れるロックサウンドが14曲に詰められていて、「聴いた後バンドをやりたくなる」アルバム。

ラスト「INVERSION 」、ゴリゴリのアンサンブルで締めるのが最高にロックです。

 

ペンシルロケット - 黒子首

ペンシルロケット

ペンシルロケット

  • 黒子首
  • J-Pop
  • ¥2546

music.apple.com

黒子首、凄まじい…………

バンドの域を飛び越えて、J-popという世界で黒子首が鳴らす音楽が、マジで好みです。

構造が好きなんですが、ブロック分けするなら、M1〜M4、M5〜M6、M7〜M9、M10〜M15、とかになると思います。

上の構造の特徴は、中盤が目まぐるしいという点。

10曲ちょいのアルバムだと、上げ→下げ→上げくらいが精一杯ですが、このアルバムは中盤の中でさらに起伏があって本当に飽きません。

特に「水面下の太陽」を後半ではなく、中盤の映えるところ(8曲目)に持ってきたのは、名采配だと思います。堀胃上げは監督。

既発曲の使い方も上手くて、あいあい→青鬼ごっこ、怒り→かくれん坊の繋ぎは震えました。

 

But Wait. Cats? - [Alexandros]

But wait. Cats?

But wait. Cats?

  • [Alexandros]
  • ロック
  • ¥2241

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いつもアルバムの良し悪しを決めるとき、曲順とか繋ぎとか、通しで聴いてどう感じるかとか、「アルバム1枚」っていう作品として判断してるんですけど……この作品はそれがドンピシャ好みでした。

ドロスのファンでも何でもないけど、鬼リピしましたね、、

「Baby’s Alright」→「閃光」っていうバチバチすぎる幕開けから流れるようにミディアム・チルの中盤へ移行するのには、舌を巻くしかないというか。

自由自在に揺さぶられた感情をきれいに平すように「クラッシュ」「awkward」が鳴って幕を閉じる、という美しさ。素晴らしいです。

 

 

楽曲10選

カオスが極まる - UNISON SQUARE GARDEN

ぶちかましてくれ♪ ←ちょっとダサい

アニメPVが出たときの、TLの「今回は…そういう感じね」っていう空気、ちょっと面白かったけど、フルで聞いたらなんやかんや好きだったというオチ。

1サビ後のイントロのフレーズ、転調→スネア裏拍→タムがクセになります。

2番の「どうにも擦り切れて〜」のところのギターの合いの手が"邦ロックっぽく"て笑ってました。笑うとこ?

結局鈴木貴雄がドラム叩いて、田淵智也がベース弾いて、斎藤宏介がギター弾いて歌ったら最強みたいなところはあります。

 

す、好きじゃない! - ≠ME

す、好きじゃない!

す、好きじゃない!

  • ≠ME
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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うるさくて好きです(シンセの音が)(語弊)

Aメロ F → G/F → Cm7/F → F のコード進行が絶妙に面白くて癖になります。あと、サビのaugを聞くたびに、某作曲家を思い出してしまう(諸事情により名前は出せませんが)。

ほんとに、AメロBメロは綺麗に進むのに、サビ・イントロでいきなりシンセが爆発して毎回爆笑してしまいます。サビの後ろでも平気でシンセがテケテケ言ってるのおもろい。

2サビ後、Dメロを挟んでからギターソロに行くの好き。

 

ブルーベリー&ラズベリー - 日向坂46

ブルーベリー&ラズベリー

ブルーベリー&ラズベリー

  • 日向坂46
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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今年9月にお披露目された、日向坂46の4期生の楽曲です。

ブルーベリーとラズベリー、似てるようで似ていない僕と君…という、存在しない秋元康の歌詞が実は存在したみたいな歌詞です。

声が…若い!

壮大になりすぎないストリングスが、上品で良い味を出しています。

サビで長4度上に転調するの、意外とえげつなくて面白いなーって毎回思います。

 

タッチ - NOMELON NOLEMON

タッチ

タッチ

  • NOMELON NOLEMON
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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音が良い…

クソ歪ませたギターリフとジャズっぽさのあるピアノが目まぐるしく展開する、ミクスチャー的サウンドが、ツミキさんのメロとめちゃくちゃ合います。

ツミキの曲って、メロが人が歌うように設計されてないので、速いテンポで高低の幅がめちゃくちゃ変化するんですよね。そういう強いメロだから、カオティックなオケでも歌が負けない、絶妙な組み合わさり方をしているよう感じます。

 

世界の終わりの終わりの終わり - 帰りの会

世界の終わりの終わりの終わり

世界の終わりの終わりの終わり

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帰りの会…いいバンドだ(n回目)

歌い出し「つけっぱなしの冷房で憂鬱も冷えた」←もう好きですってなる

「俯いて歩いてるようじゃきれいな虹は見えないっていうんだ 上向いて歩いてるやつがこっちに一瞥さえくれないで」ってところ、歌詞のメロへのハマり方が半端ない。帰りの会って、こういうちょっと達観した目線で青さを表現した歌詞が目立つんですよね。

「ギター!」と宣言してからギターソロに入るバンドは信頼できます。経験則。

や、帰りの会の「暮れない」って曲に惚れ込んでこのバンドを聴き始めた過去があるのですが、「暮れない」にかなり似てるこの曲はもれなく刺さりましたね。

 

 

ジャンピングジョーカーフラッシュ - 乃木坂46

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乃木坂46の4期生楽曲です。

康っぽくない…!!

謎のカタカナ造語を連呼する手法、田淵智也みがありました(ありません)。

Aメロ→Bメロ→Cメロ→サビ、キーがEm→G→Gm→Gってメジャーとマイナーが交互なのが面白い。Cメロ「ジャンピングジョーカーフラッシュでゴーゴー」のところ、ラスサビの後だけメジャーコードになるのがニクいです。

実はこの曲、筆者が前から好きな林瑠奈さんがフロント大抜擢で、MVも超良かったし…という贔屓もあります(楽曲派とは)

 

grace - 藤井風

grace

grace

  • 藤井 風
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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純度100%、美しい楽曲グランプリです。

これも音が好きなのですが、2Aでベースが消えてピアノとアコギだけになるところ。ベースやキック、いわゆるリズム隊のオンオフが、より一層曲を引き締めている感じがします。

音のピッチが特殊らしく、普通に調律されたピアノとは音の高さが微妙に違うらしいです。

聴いたときになんとなく"へんな感じ"がした正体はこれだったのかもしれない。

というか、転調とかではなく音の高さをいじるって、そう来たか!って感じがあります…「音楽を支配している」という表現が合ってるかなーと。

 

 

あにまってユートピア - La prière

あにまってユートピア

あにまってユートピア

  • La prière
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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瀬名航さん!

シュレディンガーと意気投合←over driverの歌詞の没案??

サビのドラムが、最初2小節キメ→裏打ちハイハットとなるのがけっこう好きです。

2Bが無くて代わりにDメロが入るのが!!!!!(←精一杯の表現)
「あにまってららユートピア」で終止→突っ込まずにサビ。こういうところに偏差値の高さを感じます。

歌詞は…意味わからんので聞いてません。

 

Drippin' Desert - Kroi

Drippin' Desert

Drippin' Desert

  • Kroi
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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謎にApple Musicの「リプレイ:2022」のめちゃくちゃ上位に入ってました。無意識にリピートしたグランプリ。

いい意味で、歌詞が頭に入って来ないのがKroiの心地よさの要因なのかなとも思うのですが、とにかく「音」としてのラップ詞が気持ちいい…

言葉で「ここがすごい」って言える良さというよりは、聞いていてひたすら気持ちが良いという感覚です(言語化を諦めたブロガー)

 

CHEESE! - the peggies

CHEESE!

CHEESE!

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涙なしでは聴けないですよね、ほんとに。

the peggiesにしか鳴らせない音楽があるってずっと思ってきたし、さあこれからって思ってた時期に無期限活動休止となってしまった訳だけど、この曲を一聴したときに、その「the peggiesにしか鳴らせない音楽」がこの曲に詰め込まれているって感じてしまってもうダメでしたね。

2サビ後「Cheese Cheers」を追いかけるようなギターが好きです、バンドが上手いなっておもう。

「忘れないための一枚 もう心配いらないね
そろそろほら行かなきゃ」………

この歌詞で終わるの、さすがに切ないです…

 

KICK BACK - 米津玄師

KICK BACK

KICK BACK

  • 米津玄師
  • J-Pop
  • ¥255
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カオスが…極まる??

初めて聴いてリアルに爆笑しました。いきなり出てきてすぐ消えるオーケストラは本当に何?(あのアレンジを聞くために鬼リピしてました)

毎度転調の話ですが、B♭m→Dm→G♯m→C♯mとかなり目まぐるしくてニヤニヤします。

フォロワーのツイートで、「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」が、歌いだしは半拍食っていて、サビ後半は一拍遅れているというという内容のものがあって、なるほどって思いました(雑)

 

デネブとスピカ - DIALOGUE+

デネブとスピカ

デネブとスピカ

  • DIALOGUE+
  • アニメ
  • ¥255
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初めて聴いた時に「kaleido proud fiestaじゃん!!」ってなって興奮しまくってたことしか覚えてないです。

というか概ねkaleido proud fiestaなので特にいうことはないのかなとも思います(怠惰)

田淵曲は2番からが本番だとも言うように、7拍子→ピアノソロ→2Bという美しい構成で2サビに繋がるのが好き。2B終わりのギターだけが鳴るキメ?の部分がマジで良くて、堀江晶太………ってずっと言ってた気がします。

 

 

Love? Reason why!! - 鈴木このみ

Love? Reason why!!

Love? Reason why!!

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転調、ストリングス、2Bタメ。

好きなアニソンの要素がおおかた詰まってる曲です。

2B「そうなっちゃったらさ 逃がさないよ」のとこ、1番より2小節伸ばして綺麗にサビへ繋げるの、神……?

作詞作編曲がQ-MHzなので作詞は畑亜貴さんなのかなと思っていますが、サビ

「痛みより甘い衝撃だったんだ」

これほど恋を的確に表した表現ありますか?

 

 

残機 - ずっと真夜中でいいのに。

残機

残機

  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ロック
  • ¥255
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2022年名曲の玉手箱、ずとまよの中でもこれが好きです。綺羅綺羅キラキラーも好きでした。

イントロの「イェ」→スラップがかっこよすぎて、目覚ましにしてました。

スラップの上からAメロ被せて、Bメロ→サビの転調と、王道かつ至高。

単純明快〜〜でした\スラップ/うざいくらい叫んだ、の流れ最高。「音」という面でずとまよのこだわりはトップクラスです。

てかドラムよっちさんだっんですね。愛のシュプリームもドラムよっちで「オ!」となったので2回目ですね(なんの報告?)

 

SOUVENIR - BUMP OF CHIKEN

SOUVENIR

SOUVENIR

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アニメ「SPY×FAMILY」第2クールOP。

UKロック感もある、シンプルなロックポップです。

この曲、ギターの「ジャ〜〜ン」というストロークがほとんどない。メロの後ろでも「ジャジャッ」と短くカッティングしています。

だから、「ドラムしか鳴ってない瞬間」がめちゃくちゃ多い。

音を足すのではなく、鳴らす時間を減らすという「引き算」的思考が、実にハマっているんですこの曲!!

そしてこれが「SPY×FAMILY」の主題歌というのも一興。

派手なブラスが目立つ高速スウィング・ミックスナッツ先生とある意味対を成すような、「引き算」が映えるSOUVENIR。長くバンドをやってきたからこそ出せる味なのかなとも思っています。

youtu.be

↑最高

 

 

 

終わりです、!

年間ベストとかは、また新たに「2022総括」とかで短くまとめたいなー。

 

とにかく良いお年を。

来年も読んでね⭐︎

 

あのみずいろの先へ

この記事は、ひいらぎさん主催の文章企画「おすすめCDアドベントカレンダー」の22日目のものとなっております。

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抹茶ミントです。

 

クリスマスって………知らない!

たとえ聖なる季節でも、わたくしは律儀に無信仰を貫きます(センシティブな内容が含まれるツイートです)

 

 

12月1日から、1日1枚CDを紹介する文書リレー企画の22日目。

本日のディナーは、こちら。

帰りの会「第三呼吸速度」

第三呼吸速度

第三呼吸速度

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素顔を隠して活動する5人組バンド、帰りの会

キャッチーな中に儚さが感じられるバンドサウンドが特徴です。

今作は、2022年3月リリースの7曲入りミニアルバム。

今回は時間があんま無かったので、アルバム内のある1曲を特筆してお伝えします。

 

その曲こそ、M5「春のせい(album ver.)」。

以下、詳しく語っていきます。刮目して見よ!

 

線路下の短いトンネルを抜けると

まず、このアルバムを通しで聴くとき、「春のせい」は5曲目(以下M5と表記)にあたります。

M4「架空」は、スローテンポなバラード。

「明日で世界はおしまいだってさ」という歌詞を最後に、ギターのノイズがぷつりと切れるところで、静かに曲が終わります。

その後、無音状態が数秒続いたあと、息を吸って「線路下の短いトンネルを抜けると」と歌い出して始まる「春のせい」。

一つのストーリーの終わりとも取れる「架空」から、明るくハイテンポな「春のせい」が始まり、一気に晴れやかになります。が。

この歌い出しの歌詞が「トンネルを抜けると」なんですよね。

聞いたらより分かると思いますが、アルバムのこれまで4曲の「夜・暗い・雨」といった世界観からスッと開ける感覚と、「線路下のトンネルを抜けると」という歌詞が見事にリンクしているのです。

そして、このフレーズが特に優れているのは、歌詞から連想できる情景の圧倒的な美しさです。

トンネルから抜け、雨上がりに光が差し込む光景。アルバムのストーリー、曲調、メロディーと美しく調和したこのフレーズは、まさに"芸術"。

脳内の情景に音が沁み入るような感覚……感情を支配されます。

 

開けっぱなしのカーテン

1A「開けっ放しのカーテン 鈍色 六畳間」

鈍色、六畳間!?

この単語の組み合わせ、やばいです。

【鈍色・・・つるばみで染めたねずみ色】

すごく鮮明に情景が浮かぶ表現なのですが、説明臭い感じはなく、ただの名詞3つの羅列。

鈍色と六畳間、でも、灰色六畳間、でもない。どんよりとした空がただそこにあるように、カーテン・鈍色・六畳間。

ちょっとした言葉選びのセンスが光ります。

 

この心臓が〜

1A後半の4小説、ギターの裏メロが入ります。

歌の後ろで、結構えげつないフレーズを弾いています。それでも、歌もギターもバランスよく聞こえるという神業。

ボーカルと被らないような、また不協和音にならないような絶妙なラインを計算された、技巧的な裏メロです(歌メロの半分の拍で裏メロが進むのが、急かすような、焦るような感じに繋がっている気がします)

この後のBメロに繋がるために、徐々にアレンジを加えるというのも、計算された感じがしますね…

 

遠く鳴ったサイレン

サビが終わり、間髪入れず2Aに流れ込みます。この、間奏を挟まないスピード感が、疾走感や爽やかさと儚さを演出しているよう感じます。

1A「開けっ放しのカーテン 鈍色 六畳間」
2A 「遠くなったサイレン 零れ出す錆色」

カーテン↔︎サイレン、鈍色↔︎錆色という対比が面白い。というか、零れ出す錆色って夕焼けのことなのかな。

こういうお洒落ができるバンドに日本の未来を託したいってずっと思います。

 

忘れていたこと 忘れていくこと

ここは、左右のイヤホンで交互にギターが鳴るようになっています。さすが、ギター2人編成のバンドは音の厚みが違う。

「忘れていたこと 忘れていくこと 寂しくないのが寂しいこと」

という、対比・逆説的な表現に合わせるように、左右から交互にギターが鳴るという遊び心。一つに定まらない心を、左右から音で引っ張られるような、そんな感覚すら覚えます。

先ほどは「ストーリーと歌詞の一致」でしたが今回は「歌詞とアレンジの一致」。ただメロに言葉を乗せているだけではないのが本当に頼もしいです。

 

また明日、じゃあねを使い切ってしまう前に

2サビ後のDメロ。

歌の裏で、イントロのギターのリフを重ねていて「エモ!」となります。3分越しの伏線回収のような気がしてニクいです、もはや。

「あのみずいろの先へいこう」は、水色の街という彼らの曲に準えたフレーズ。鈍色、錆色ときて「みずいろ」と展開するのが感動ものです。どんよりとした暗さ、寂しさ、虚しさを経て「希望」の水色へと向かうという、青春純度120%の表現にもれなくグッときます。

 

 

 

〜〜〜

こうして「春のせい」は終わり、M6「ユーリカ」へと続いていきます。

いちいち素晴らしい仕掛けを施しているけど、最後は青さとか儚さが広がる、というのが「帰りの会」の真骨頂です。映画みたいなんですよね、曲といいアルバムといい、世界観が。

 

まとまりのない文章になってしまいましたが、よかったら聞いてみてください。

 

 

最後に、この企画を主催してくださったひいらぎさんに、最大限の感謝を………

昨日の分の記事(珉さん)も、すげえ綺麗な文章で、愛…って感じで良かったので読んでね。

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次は1日空いて24日、栗花落さんです。お楽しみに。

 

それでは!

 

ライブレポート&考察!〜UNSION SQUARE GARDEN Tour 2022 kaleido proud fiesta 福岡サンパレス公演〜

かくして♪

抹茶ミントです。

素晴らしいバンドの、素晴らしいシングルの、素晴らしいツアーへ行って参りました。

言いたいことが沢山あるので、全部詰め込みます。一応ツアー中ということで、今後参加予定のある人は見ない方がいいですよというアナウンスを。

それでは!

 

 

※下の方に箇条書きで書いてるのは、セトリ予想部視点でのコメントです。

開演前

超蛇の列(長蛇の列の2.5倍くらい)を経て入場。チケット売れ残ってる割に客多いな〜とか思いつつすれ違うユニゾンファンたちを眺めながら、🦔タオルを肩にかけて待機。ちなみに🦔タオル持ってる人とは1人も会わなくてちょっと悲しかった。

後で考えてみれば、サイダロに救われた今回のライブにこのタオルのチョイス、これが運命だったんだ(なんでもこじつけるオタク)。

席は真ん中ちょい斎寄り。ほぼずっとギタボを見ていたのでギタボの感想しかないです(斎ギャ)

ステージ上にはB-Side 0の時みたいに紗幕が張られていた。1曲目マイノリティ・リポートだと信じていた筆者は「イントロで幕が落ちるのLitH2じゃ〜ん」などと考えてた。そういえば運営さん、LitH2の円盤化はまだですか?

SE 絵の具

真っ青なライトの中、いつもの順番で3人がやって来る。幕には3人の影が写り、直接は姿を確認できない状態。

福岡公演では、ギタボが出てきてから拍手が永遠に鳴り止まなくて、ギターをチャカチャカって鳴らして静まらせてたの面白かった。

01.harmonized finale

絵の具に重ねてピアノイントロからスタート。

幕に映る3人のデカい影が「スリーピースバンドだ!」って感じで、同期音を入れていても3人であることの意思が伝わった気がした(深読み)。

1曲目で「あ、ギタボ絶好調な日だ」って分かるほどの美しいハイトーンとギターソロ。姿が見えないから曲に浸れるのも良かった。

人間なんて皆目は、の包み込むような歌い方が特に最高。

落ちサビで背景に満天の星空のような無数のライトが発光。星空の下で「harmonized  finale 星座になる」と歌い上げる斎藤宏介さんが無敵すぎて……。

  • 「I miss youを通過して」「沢山の願いをのせて」「ここからまた始まってく」このツアーのための歌詞みたいなもんだけど、こんな素直な使われ方するの?とかなりびっくり。フォロワーのセトリ予想が的中しててちょっと笑った(この後も的中が連発してずっと笑ってる)。

めちゃくちゃ余談だけど、星空の背景のやつめちゃくちゃこれだったので載せとく↓

youtu.be

02.箱庭ロック・ショー

ようこそ!→ハイハット3カウントで始まり、イントロで幕が上がるという演出。幕は落ちる方が好きです(小声)。

曲調的にも2曲目の印象は無かったので意外。おそらくハイテンポメジャーキーのキラーチューン(kid、フルカラー等々)を予想していたフロアの客が「え?」みたいに戸惑いながら右手を上げてるのが「分かるよ〜〜〜」になった。

明るくてシンプルな照明で、ステージの姿がようやくはっきりと見えるようになり、プラネタリウムのような前曲から打って変わって"ライブハウス感"がある演出だった。

ギターソロ神定期(欲を言えば前に出て来て欲しかったけど、序盤だし仕方ないね)。

  • 「君を追いかけるよ その未来まで」→「例えば君が真ん中の世界とかがあって」。2曲目なのは初っ端に「すべてのストーリーを流線型にしたい」と宣言するため?
  • 「現実に負けないスケールで新世界が描けるのなら」、この後もよく出てくる「現実」は一つのキーワードになりそう。
  • 「五線譜と空のベンチ」とスカイウォーク要素もありつつ

03.世界はファンシー

ギタボがカポを外しつつ「セカイハファンシッ ワンツッスリッフォッ ジャッジャッジャジャジャジャ(黄色のアレ)」

基調の照明で渦巻きみたいなアレがぐるぐるなっててカオス(文章もカオス)。

ギタボ「れぇ⤴︎き"だ"い"しょうぐんとかもマジちょろぉいっ」「マイファンタスティックギタッッッ」絶好調。

  • 前のツアーで美味しい位置にいた曲が序盤に来る法則が久しぶりに適用されたの嬉しい。

04.シャンデリア・ワルツ

そういうこと〜〜〜!

4曲目でいきなりポップチューンを入れて会場が明るくなるやつ好き(ベースの人がいきなり暴れ出すのも好き)。

イントロの最初のスネアで無意識に飛び跳ねてしまったね。割と後方だったけど2サビでベーシストと交信できた自信があります(オタクみんな言うやつ)。

「分からずやには〜」のあのポーズも拝めたし、この曲に限ってはベーシストにばっかり目が行っちゃう。

  • 「奥手なシャンデリア 願いを放て」→「その願いを叶えようか」。願い=「誰かを救いたいとか 君を笑わせたいとか」と解釈すると、序盤に配置したのも納得。
  • Normalのアトラクション、Vegeeのインビジ等、マイナーキーからポップに振り切って最初のブロックを〆る傾向。
  • 世界が始まる音=祝祭の鐘説はどこに行った?

ここで暗転

 

05.セッション〜CAPACITY超える

ドラム→ギターと乗っかる激オシャセッションがいきなり始まり「UNISON  SQUARE GARDENです。最後までよろしく」(バーテンダーのいらっしゃいませみたいな言い方)(ニュアンス)とコールしてからイントロへ流れ込むという、センスの塊みたいな始まり方。

怪しげな照明の中、安定感たっぷりの演奏。ラスサビ前の「そこでハッとしてる さらにグッと堪えて」のとこ、裏でオクターブのギターが入るのがとても好き。ギタボ忙しそうだけど。

  • 「全部が全部忘れちゃうくらいのおかわり」=kaleido proud fiesta???
  • 「炊き立てのご飯」と新米備蓄米、「寝ても覚めてもおんなじ景色」と眠れない夜でゆるく繋がる
  • 正直このゾーンは「2軍3軍曲大放出ゾーン」な気がするので歌詞に深い意味はないかと。この曲、2014年のQue然り、UNICITY LIVE ONLINE然り、レア曲の象徴みたいな扱いで割と頻繁に演奏するっていう謎の立ち位置に立ってる気がする。

06.Silent Libre Mirage

そういうこと〜〜

ハイハット4カウントから。前に比べて、イントロのコード弾きがシャープになったというか、カッティング気味にはっきり聞こえるようになってて、個人的にはこっちの方が好き。

曲の爽やかさそのままに、水色の水流のような照明が好みで〜。

ドラマ主題歌、配信シングルという肩書きなのにすっかりレア曲と化してしまっているけど、もっとやって良いんですよ?

  • 五臓がロックして無敵モード」。無敵の予感を言い当ててるね。
  • あてもないままにかき分ける「今」が、誇れるようになる前の話。
  • 位置的にはMMMEと全く一緒だけどいいの?

07.Own Civilization(nano-mile met)

SLMを〆て暗転したのも束の間、間髪入れずギターイントロ(摂食ビジランテかと思った)。

それこそ摂食ビジランテと天国と地獄の中間みたいな激しさの真っ赤なライトが飛び交い、前曲から流れは一変。まさに「有り体たる流れを変えてやろう」。

自分としては、CAPACITYとSLMで大人しめに聴いてたけどこの曲でめちゃくちゃ暴れてしまって、そんな人存在しないよ〜って自分で思ってた(アルバム1曲目で暴れがちなオタク)

  • 「nano」、やらない訳ないじゃん…気づかなかったのが悔しい。7曲目は偶然じゃないはず。
  • 「差し出された手は噛みちぎるけど」。オリオンで伸ばした右手と、テンパロで照れながら握った手は同じ手なのか、違う手なのか。
  • というか同一アルバムの1曲目と終盤の曲は大体リンクするのずるい。この曲とテンパロ、さらにシャンデリアとto the CIDER ROADも。

08.ラディアルナイトチェイサー

その判別はお前がダサいだけ!

女王蜂との年越しライブのパンデミックサドンデスと全く同じ繋ぎで、これもまたの照明。BSSSUSの円盤のそれとほとんど同じだった気がする。

ベーシストが禍々しい動きをし出すし、ダブツが忍び寄るが本当に田淵にしか聞こえない。

サビの最初の1小節でこれでもかと点滅するライトがうるさすぎて良かった。

演奏、歌の完成度がすごくて、やっぱさすが元アルバム曲だな(?)

  • 年越しライブのアンコールが年明けのライブの練習だった説本当に笑える(何かが変わりそう→ftH8、アイワナ→タイバニイベントで披露済み)。
  • 「フィクションじゃなさそうだね」=現実ってこと?
  • 神様繋ぎでftbとはうまく繋がるけど、特別文脈の意味はなさそう。

09.fake town baby

ラディアル終わって拍手してたら気づいたら歌い出してた。ここの仕組み分からんから誰か教えて〜

舞洲の照明のイメージが強かったけど、それとは違って想像以上に赤かったってことしか覚えてない。2Aで空を切りまくるベーシストも健在。

例によって絶好調のギタボ、「君が決めろよ」の「よ」とか、ハイトーンを軒並み決めていくのが気持ち良すぎた。

サビ後半のコーラスが入るとこのウネウネする照明、PVツアーの天国と地獄「今夜も駄々騒ぎ」でウネウネしてたやつと全く一緒でちょっと笑っちゃった。

勝算万全お待たせっジャーーーーーンと伸ばしてかき回し。誰にも伝わらないけど、ジャーンのギターがコード(C#m)じゃなくて開放弦を鳴らしまくるのがカッコ良かった。開放弦×歪みが大好きなので(Vegeeツアーのカラクリカルカレ)。

  • 「前提享受して走れ 進め」「運命なんて所詮は君の手中さ」「この街を愛してる」「喝采万来」など、ほとんどカレイドな歌詞。前半のトリという大事な位置に置かれたのも納得。
  • 「真実なんてないくせに」と、前半で頻出した真実/現実/フィクションといったワードを一蹴し、「夢を見続けないか」に繋げている(こじつけ)
  • 実質MMMが4曲続いた「MMMゾーン」。そういえば、リリースとツアーの流れとか2017〜18年を感じるので、実質MMMな9thアルバムに期待やね(?)

 

暗転。

 

10.5分後のスターダスト

クリーンギターのアルペジオをちょっと弾いてから、イントロ。

実は、事前にネタバレを踏んでしまってこの曲をやることは知ってました(てへ)。

それでも、知っていてなおイントロで震えたのを覚えている。ユニゾンのバラードで多分一番好き。

1stシングルのカップリング、B面ツアーでお蔵入りだと思ってた。曲は全く色褪せず、今のスキルで聴ける5分後のスターダストが本当に綺麗で…(特に今日のギタボが恐ろしく完璧だった)。

これも伝わらない案件だけど、音源と比べてsus2やomit3などの幻想的な響きが目立って聞こえた気がする。

金木犀の照明も美しかったな。恐らくもう生で聞けないの寂しすぎる。

  • 「綺麗な景色になりそうだ」→「綺麗すぎて忘れられないような景色になる」、そのまますぎる。
  • ダスト=埃。誇り。今を誇れるか?(大喜利)
  • Trick or Treat→金木犀→冬の終わりと季節が過ぎる。

11.弥生町ロンリープラネット

感想:概ねLitH。

よく聴いてみると、改めてロマンチックで歌詞も良くてあー良い曲だな〜みたいな、それだけの4分間で幸せだった。

星テーマでタイバニと親和性高いのに、ハモナイの星空演出をここで使わなかった(オリオンまで温存してた)の偉すぎ。

ナノサイズに繋げて驚かすのかなとか思ってたら、まさかの単独ロンリープラネット

「そして僕らの春が来る」

「シーーーーーーーーーーーン(静寂)」

(あ、繋げないのね)←会場内の察し

「パチパチパチパチ」

みたいな謎のコントが繰り広げられてて笑った。

  • 弥生時代からバレている」、気づかんかった。
  • アルバムツアーでやってないから救済的な意味合いも強そう。バラード2曲続けたのは、こうせざるを得なかっただけかなとも思う。
  • 君を追いかけるよ→「追いつくまでごめんね ちょっと時間がかかるよ」。

 

バラード2曲続けるの、武道館みがあった。

 

12.セッション〜ワールドワイドスーパーガール

テケテケテケテケを無限に繰り返すギター:ギターに乗せて自由にドラムを叩きまくるドラム:暇そうに水飲んだりストレッチするベース

というシュールなセッションを経て、ドラムのタイトルコールから本イントロ。

セッション中は、武道館のスカースデイルみたいな照明で、色は暖色系で数色ローテしていた気がする(武道館に例えたがるオタク)

曲順が、バラードゾーンから盛り上がりにかかるポップ曲という点で、スカースデイルからシュガーソングの流れを思い出した(武道館に例えたがるオタク)(照明はスカースデイルに例えてるのに曲順はその次のシュガーに例えるというややこしさ)。

もちろん2サビうさぎさんポーズも健在。

繰り返して悪いけど、カラフルな照明とサビの盛り上がり方が完全にシュガーソングだったのが、これがシングルツア〜〜ってなって本当に良かった。

  • ワールドワイド↔︎ナノサイズってこと
  • 冬の終わりから麦わら帽子の季節へ。

13.ナノサイズスカイウォーク

きみのもとへ→流星のスコールバリのシームレス繋ぎ。

この曲から、ステージに縦長のライトが出現。雨が落ちるような照明が印象的だった(水と雨についてやるんかな?って思っちゃった)。

ワールドワイドのワクワク感そのままに、ポップさに疾走感も加わってまさに無敵の予感。

2Aのドラムが好き定期。

「8割くらいはヤッカム・デイヴィットぅあい」←好き。

2サビ終わり「ナノサイズスカイスカイウォクッ」と切って、ドラムで1小節繋いでからギターソロ。前に出てきて音源の倍尺のギターソロをかき鳴らすギタボが、カッコ良くて…。

音源では、メカトルデイライ等の「抜いてきたな〜」感が強かったけど、ライブで聴くとアイラブニージュー/ここであったがけもの道のようなハッピー感が味わえて、ライブ映えってまさにこういうこと!

  • 唯一のカップリングとして、最大限輝く位置に置いてくれてありがとうございますという感じ
  • 「君にすぐ辿り着く」「君の目をちゃんと見てる」、追いかけていた君に辿り着く寸前。

 

暗転

 

 

14.セッション〜サンポサキマイライフ

ドラムきっかけでかなり良い感じのセッション(語彙力皆無)が始まり、ハイハット4カウントからイントロ。

自由に楽しんでいってくださいよろしくぅ!のところ(武道館に以下略)で「サンポサキマイライフッ」とタイトルコール。

筆者はイントロが鳴ってもこの曲だと認識できなかったので、タイトルコールで我に帰った。

デーッデデーッデッデッデデー\ハイッ!/ ←たのしい

照明は暖色系のライトが割と激しめに飛び交うという、斬新なスタイル。

演奏、歌、照明、曲順、全てがかつてないほどスマートなサンポサキマイライフだった。これを超えるサンポサキマイライフは今後無いんじゃいかとさえ思ってる。今は。

  • 「あったとてせいぜい3分間のドラマ」→「史上最重要なドラマが控えてる」→「子供騙しsuch a メロドラマ」。「絶景かなのあみだくじ」も繋がる
  • サンプル係数→「森羅万象サンプリングしてみたい」
  • 君を追いかけるよ→追いつくまでごめんねちょっと時間がかかるよ、と来てサンポサキをエスコート。きみに追いついた/もう追いつく、ってこと?
  • 箱庭に続き「そんな使い方する?」枠。個人的には、序盤に聞くよりこっちの方がハマってる気がする。

15.オリオンをなぞる

そういうこと〜〜〜〜

イントロで1曲目以来の星空が再び出現。

ドラムの後ろのミラーボール(?)から永遠と光が出続けてホールの側壁に映るという演出。どうやらMVの再現らしい。

照明はずっと固定だった気がする(違ったらごめん)

舞洲と同じ2Aでドラムが爆発するやつ。

正直、この曲にはどうしても勝てないんだよな〜〜〜という感情。

何も考えずに、ただデカい音に身を委ねている感覚がひたすら気持ちよかった。

  • こんな素直な使い方する?って思ったけど、オリオン→カレイドは崩す気なかったんだろうな〜と推測。フォロワーのレポに「史上最強の前座」って書いてて笑った。
  • ワンマンツアーで本編最終ブロックに置かれるのは確かSSS以来。その前はPoplarツアー。意外と前半での演奏が多かったのね。
  • 君に追いついたところで「僕がいてあなたがいて それだけで十分かな」→「今あなたと僕だけで夢を見続けないか」

16.kaleido proud fiesta

スティックカウントから「かくして♪」

イントロで七色に光るステージ、背景にはジャケ写のフォントでUNISON SQUARE GARDENのバンド名が「ゴーーー」って感じで降りてきた。

オリオンの星空から一気に照明がめちゃくちゃ祝祭。バンド名が七色に光るのもエモかったわね…

「綺麗すぎて忘れられないような ような景色になる」←本当にそれ。

2サビ後の「C’mon please DJ 問いただしてくれ〜」のところで三たび星空が出現。

「広がり続ける星空に〜」を本当に星空演出の中で歌うの、分かってても泣いちゃう。

一瞬しかないギターソロのところ、運指が大変そうで…

もうほんとに「祝祭」をステージ上で体現してる感じ。

  • ここら辺の組み方はモロOrOrって感じで好き。

17.to the CIDER ROAD

カレイドを〆て、拍手の中から微かに聞こえるイントロ……………

本当に…………………………………

照明がだんだんと絞られていき、暗くなった会場に響き渡るあのイントロに勝るものを教えてください。

×白、ツアーカラーのターコイズ(←この色より気持ち緑がかってる)の照明、奏でられる瑞々しいサウンドが何より誇らしくて、全ての感情を持っていかれた。

1Aで上手側に来たベーシスト、お返しと言わんばかりに2Aで下手側で暴れてたのナニ?ってなった(いきなり冷静)

「退屈なレモネード」で黄色×水色になる照明、分かってる〜

「本当は弱さは強くて 涙こそ道しるべ」←なんて良い歌詞なの

照明の色味がLitHの炭酸の映像に似てたし、後ろにバンド名を背負ってるのはリバイバルCIDER ROADロゴを思い出させた、ここ2年のto the CIDER ROAD総集編みたいな感じで愛(早口)

  • 無敵の予感だ→「予感はここだ」
  • もしかしたら「音楽と行こう」もこのツアーの練習だったりした?(配信ライブでツアーの練習をするバンド)

ここで考察

詳しい説明は省くけど、

kpfにおける「未来」=「祝祭」=「喝采のロードサイド」

「未来を迎えに行く」:いつかロードサイド行われる祝祭に向かって行く

※ロードサイド:道端、沿道

kpfの最後の歌詞「祝祭の鐘は鳴る」:鳴った、ではなく、鳴る。つまりまだ祝祭に向かう途中

to the CIDER ROADの歌詞の示す内容:流行や誘惑に惑わされず、自分たちが良いと思う刺激的な道(CIDER ROAD)を通る決意

このことから、CIDER ROADを行った先に祝祭(kaleido fiesta)があるのではないか、と考えられる。

主語をバンドにすると、自分たちの曲が売れないことを知り、それでも大人たちに惑わされず、自分たちの思う道(=CIDER ROAD)を進んで行った先には、必ず綺麗すぎる祝祭が待っているのだ、ということ。

こうみると、シャンデリア・ワルツ「行き着いた先に何もなくても」と歌っていた頃からの考えの変化が感じられる。これこそ「史上最重要なドラマ」なのかもね。

まあどうであれ、いちばん好きな楽曲がいちばん美味しいところで演奏されたということ、そこに立ち会えたというだけでなんとも言えない感動があるよね。

18.セッション〜10% roll, 10% romance

サイダロを〆て、これで終わりかと思いきやドラムがツッタンタカタンと流れ始める(CITSツアーのシャンデリアのニュアンス)

ドラムに乗せて「UNISON SQUARE GARDENでした、最後の曲です」と宣言すると、テンパロのAメロのコード進行をアレンジしたみたいなキラキラセッションに突入。そのままハイハットからイントロに流れ込み、大団円。

短7度のコードが好きすぎるので、このセッションはめちゃくちゃ我得だった。春フェスのセッションも恐らくこれと同じだったのだろうと邪推。

照明全部乗せみたいな明るいステージだったから、サーチライトが全然目立ってなくて笑った。ただ照明を見る余裕がなかっただけかもしれんけど。

最後は「UNISON SQUARE GARDENでしたバイバイ!」であっさり〆。

カレイド→サイダロがクライマックスだったので、ラストはあっさり爽やかめに終わったのがバランス良。

  • 「次はどこへどこへ行こう」→「どこへでも行けるさ」等々、前曲とはふたつでワンセット。
  • 「運命に踊らされてく」。予想した運命関連曲は全て外したけど、この曲でカバーしてたのね。
  • 「照れながら手を握ったら」。君を追いかけるよ、から始まり、手を握ってキャンバスに踏み込むというストーリー。
  • それにしても、サンポ→オリオン→カレイド→サイダロ→テンパロと、多幸感を順々に上書きしていくセトリが凄すぎる。kaleido proud fiestaという大名曲の後ろに持ってくるのに相応しすぎるセットリストだった。

 

本編終了。

本編が強すぎたから、正直アンコール無くてもいいよ〜って思ってた(祝祭モードのまま大余韻で素直に終わらないのがこのバンド)。

本編で大満足した上で「あと3曲も聴けんのラッキー🤞」みたいなライブがいちばん良い。

 

 

01.Cheap Cheap Endroll

何も言わずに楽器持って、唐突に始まるエンドロール。流石に爆笑した。

音源の1.3倍くらいのスピードで駆け抜けて一瞬で終わるのマジで何だったんだ、という感じ。

ベーシストが文字通り微動だにしなかったのがこれまた爆笑ポイント。数年前のツアーで床に寝っ転がりながらベース弾いてた人と同じですか???(まあ彼も疲れてるんだろうな〜って思ってたら2曲後に全力疾走してて「いや体力残ってるんか〜〜〜い」ってなったのもいい思い出)

とにかく赤くしときゃいいだろみたいな照明がほどよくチープ感があって楽しかった。

  • Vegeeのクレバと全く同じ立ち位置。次のツアーではこの位置にガリレオ/アイラブニージューあたりが来そう。
  • 文脈は…無いかな。

02.シュガーソングとビターステップ

アンコールありがとう!→ドタラタドタラタッタッタタトトタ。

蓋然性合理主義ポーズも、感想スティック回しも、ワーミーペダルも生で拝みました。

ハッピー✌️😎✌️みたいな感情。言うことなし。

  • 全国回るしとりあえずやらないといかんだろ〜ってことでしょ?

↑感想少なすぎて申し訳ないのでフォローしとくと、「パーティーを続けよう」「祭囃子のそのあと」と、祝祭の後の後夜祭?とも取れる歌詞が一興でしたね。

03.場違いハミングバード

ラスト!ワンツッスリッフォッ(絶叫ではなく音源寄りカウント)

全力疾走おじさん、上手側で4〜5回宙を殴ってて「元気だな〜」(先述の通りです)

安定のスモークに×と、これしかないよ〜みたいな演出。

「手術中につきご法度です」のとこだけ照明が引くほど真っ赤。そんな手術やだ。

冷静に、バンドロゴ(ロゴでは無い)を背負ってシュガー→場違いで締めるの、「UNISON SQUARE GARDENですが何か?」みたいな気概を感じた。

(スーパー祝祭モードが終わって瞬で通常営業に戻るのひねくれてて好き)

UNISON SQUARE GARDENでしたバイバイ!」爆速でベース預けて退場するベーシスト、相変わらず。

  • 「場違いなハミングバードでも 今誇らしげに鳴くから」
  • 記憶の限り、場違い〆はCITSツアー以来。終盤での披露も久しぶりで、LitHを思い出してしまったね。

 

ライブ終了。約100分。

顧客満足度10000%で退場。

 

セットリスト総括

<前半:最近のマインド詰め詰めセトリ>

M2、M4、M7〜M9が顕著。

M7からの極端な尖り方とかまさにそれだもんね(フェスの摂食エイリアン)。

<後半:フォロワーの妄想セトリ>

随所にOrOrを感じられたセトリだった(ドラムソロ無し、カレイド〜テンパロ等)。

最後のブロックは過去イチ良いセットリスト。

to the CIDER ROADが〜(感想概ねこれ)

いちばん好きな曲を、いちばん美味しい場所でやってくれてありがとう以外の感情がない。

<限りなく素直なタイバニ曲の配置>

裏の裏は表?

ここまで素直に出されたら、もう普通に感動しちゃった。

 

最後に答え合わせを。

7/21。正答率33%。場所的中は無し。

負けました。

 

〜〜〜

 

いや、良いライブでした〜

(↑ライブレポを書くことで実質2回目のライブを経験していることになる人)

 

10000字を越え始めたので、ここら辺で。

最後に、字面だけで健康に良いセットリストを載せておきます。

UNISON SQUARE GARDEN Tour 2022 kaleido proud fiesta セットリスト

harmonized finale
箱庭ロック・ショー
世界はファンシー
シャンデリア・ワルツ

CAPACITY超える
Silent Libre Mirage
Own Civilization (nano-mile met)
ラディアルナイトチェイサー
fake town baby

5分後のスターダスト
弥生町ロンリープラネット

ワールドワイド・スーパーガール
ナノサイズスカイウォーク

サンポサキマイライフ
オリオンをなぞる
kaleido proud fiesta
to the CIDER ROAD
10% roll, 10% romance

 <encore>

Cheap Cheap Endroll
シュガーソングとビターステップ
場違いハミングバード

 

 

お読みいただきありがとうございました!

それでは!

2022上半期 アルバム&楽曲10選!

こんにちは、抹茶ミントです。

もう今年半分終わったんですね。光陰リニアの如し。

今回はタイトル通り、2022年上半期のアルバム10選、ならびに楽曲10選です。楽曲に関しては、1〜3月で10曲、4〜6月で10曲、合計20曲の候補から10曲選びました(候補の20曲はプレイリストにしてるのであとでリンク貼っときます)。

後半に行くにつれて好き度が高くなる傾向にありますので、そのつもりで。

 

アルバム10選

心拍数とラヴレター、それと優しさ/Cody・Lee (李)

音楽性がすごく幅広いんだけど、根底には共通した「らしさ」がある。歌詞のちょっとハズした感じとか、ボーカルが走り気味で拍をずらすのとか、ジャンルを超越したバンドが飽和している時代にひとつ味をだしてるなーと感じました。


Actor/緑黄色社会

Actor

Actor

バンドという形態をとりながら、バンドに拘らない壮大さを持ちつつ、でもバンドとしての意地も感じる、みたいな印象を受けたね。Actor→キャラクターの開幕感は鳥肌モノだし、しっかりブロック分けされていて聞きやすかったです。挟まれるシングル曲の配置も"計算されてる感"あって良かった。

 

しわあせになるから、なろうよ/JYOCHO

Let's Promise to Be Happy

Let's Promise to Be Happy

  • JYOCHO
  • ロック
  • ¥1681

圧倒的世界観…。頭のインストからもう独創的な世界へ引きずり込まれて、そのまま没入してしまう一枚です。こういうメロディアスなギターサウンドに乗っかる自然な歌声には、切なさすら覚えてしまうよね。
J-WAVEで流れてきた「夜明けの測度」がきっかけでこのアルバムに出会ったんですけど、これだから日常的にラジオをかける習慣はやめられないんですよね〜

 

第三呼吸速度/帰りの会

最もリードギターの裏メロが秀逸なバンド、帰りの会(諸説あり)。ゆったりと聞かせる曲多めだけど、やっぱり「春のせい」での歌詞通りトンネルを抜けたみたいな華やかさに勝てるものはない。新譜を聴くたびに進化を感じるバンドです。
ドラマーが作曲してるからか、M3とかスネアの入れ方が独特で「ドラムが楽器してる」感があって新鮮だったな。

 

Cipher/fhána

Cipher

Cipher

  • fhána
  • アニメ
  • ¥2139

いやフォロワー全員好きだろこれ〜。某アニソン派のお墨付き「愛のシュプリーム!」も収録、全17曲の大ボリューム。Cipher.→Air→愛のシュプリーム!→nameless color の流れに不覚にもUNISON SQUARE GARDENを感じてしまった(?)。でもまじで、アニソンという枠を超えて至極のポップソングを鳴らすfhánaというバンド、素晴らしすぎます。

 

コンポジット/夏川椎菜

アーティスト・夏川椎菜の魅せる最強アルバム。田淵曲ではじまり田淵曲で終わるのが良すぎて(オタク)。クラクトリトルプライドのサビみたいなAメロ、本当に好きなんですよね〜。
ときに気だるそうに、ときに吐き捨てるように、ときにキュートに歌い分ける才能とポップな楽曲群が唯一無二すぎます。

 

POP/NOMELON NOLEMON

POP

POP

  • NOMELON NOLEMON
  • J-Pop
  • ¥2037

ツミキPの曲を人に歌わせたらこうも化学反応が起こるのか、と。これぞツミキといった奇天烈なリフ、長五度の浮遊感をそのままにタイトル通り「ポップ」に昇華する作品。ハイテンポで音域の広い激ムズ楽曲を感情たっぷりに歌い上げるみきまりあさん、凄すぎます…

 

光を投げていた/小林私

光を投げていた

光を投げていた

  • 小林私
  • J-Pop
  • ¥2037

小林私、天才。彼の声のグルーヴが、あまりにも小林私で、本当に…(語彙)
例えば転調がすごいとか、メロが良いとか、コードが複雑だとかの「曲の持つ凄み」よりも、彼の歌声そのものに惹かれてしまうんですよね。高音でしゃがれるあの唯一無二の声に、絶妙なタメと抑揚。その「歌」が最大限活きる楽曲たちが綺麗にまとまって、圧巻の31分を成す。聴いたほうがいいよ。

 

TICKETS/竹内アンナ

TICKETS

TICKETS

  • 竹内アンナ
  • J-Pop
  • ¥1833

2022年上半期、ギター弾き語りソロアーティスト女性部門グランプリですね(男性部門は小林私)。ギタージャンボリーの映像で一目惚れしてから良く聴いてました。ギター上手すぎ…。
中盤〜後半で飽きずに聞かせる構成だと感じたのですが、「ICE CREAM.」とかお気に入り曲の配置がすごく合ってたな。あれこれ考える前にいいアルバムだったなーと思える作品でした。

 

ONE MORE SHABON/秋山黄色

ONE MORE SHABON

ONE MORE SHABON

  • 秋山黄色
  • ロック
  • ¥2139

1枚目でロックシンガーの意地を見せて、2枚目でポップに振り切る。じゃあ3枚目は?という質問に一言では答えられない進化を遂げた秋山黄色。鍵盤のサウンドをうまく取り入れているように感じたけど、それでいて大衆受けするようなものではない、ニッチな側面を見れたような気がしています。ラストを飾る「白夜」の歌詞が好き。

これも完全に余談↓

1stから2ndでのアルバムの変化がとても似てるんですよ、XIIXと秋山黄色。だから、XIIXの3rdアルバムはニッチなのを期待していいよねってことです。共感してくれると嬉しい…

アルバム編終わり〜

 

楽曲10選

パンケーキいいな/DIALOGUE+

パンケーキいいな

パンケーキいいな

  • DIALOGUE+
  • アニメ
  • ¥255

完全にノーマークだったのにいい曲すぎて、万事休す♪。ライブでキーボードの今井さん大変そうだなーとか思ってたら、某デネブとスピカのピアノソロも相当で笑った(7月8日のおはなし)。毎回聴くたびに「おんなじだけど違うけど」のきょんち様が"それ"すぎて!!!ってなります。

 

発明家/yuya theo

発明家

発明家

この曲の何が「新しい」のかずっと考えてたんだけど、この曲、異常にテンポが速い。たぶん普通のバンドだったらもう少し遅めでやると思うんですよね。それが、ソロだから可能っていうのもあるけど、ベストなテンポのほんのちょっと上をいくことで耳に残るのかな〜と考察しております。

 

ルーアンビエンス (feat. asmi)/Mrs. GREEN APPLE 

誤解を生んだら申し訳ないけど、「大森さんが負けてる…!」と思えたのが新鮮だったな。ネガティブな意味じゃなくて、ハイトーンを綺麗に歌う大森氏に対して、耳の近くで鳴るようなロートーンボイスのasmiさんという、その2人の掛け合いが無敵すぎまして…。最近のミセスこういうポップど真ん中を突いてきてくれて嬉しいね。

 

はじまりの鐘の音が鳴り響く空/AiRBLUE

はじまりの鐘の音が鳴り響く空

はじまりの鐘の音が鳴り響く空

  • AiRBLUE
  • アニメ
  • ¥255

Aメロ後半(忘れかけてた〜)で文字数がいきなり多くなる、Bメロ後半(言葉にもない〜)でオケのドラムがクレッシェンドしてくる、っていう風に「緊張と緩和」を繰り返してるのが凄くて。Dメロ?の「こぼした涙の分だけ〜」→落ちサビも同じ「緊張と緩和」です。ベターだけど上手いな〜と感じてます。

 

エクレール/ジェニーハイ

エクレール

エクレール

  • ジェニーハイ
  • ロック
  • ¥255

1サビ後半からいきなり高野麻里佳様になるのがドラマチック。軽快ではねるような曲調、でも泣ける曲です。鬼リピしてました。誰にも伝わらない話をすると「貫け能書きを破っていけ」の語感と「のうが/きをやぶって」で小節が切れるのがツボ。

 

はじまりのセツナ/蝋梅学園中等部1年3組

はじまりのセツナ

はじまりのセツナ

  • 蝋梅学園中等部1年3組
  • アニメ
  • ¥255

この曲よく聴いたらドラムの音デカくないですか?ストリングスで壮大な、いわば非現実的な空気を作っているのだとしたら、反対にドラムの音が「日常感」、地に足ついたストーリー感をもたらしてる気がするんですよね。アニメの話も「少女の日常」だし、壮大で華やかだけじゃない(もちろんキラキラしてるけど、それだけじゃない)、ありふれた青春を表してるように感じる。自分だけですか?

 

ミックスナッツ/Official髭男dism

ミックスナッツ

ミックスナッツ

Official髭男dism、ありがとう…………。正直スパイファミリーの主題歌がヒゲダンと知ったときは、うーんって感じでした。しかし蓋を開けてみれば、爽快すぎる高速スウィングに心持ってかれましたね、、これほどスパイファミリーに合ってる主題歌は無いだろとさえ思わせる大傑作。

↑言いたいことはだいたい既にツイートしてる抹茶ミント


ハイライト・ハイライト/the peggies

ハイライト・ハイライト

ハイライト・ハイライト

いやフォロワー全員好きだろこれ!シャッフルビート×ハイテンポ×転調が良い曲を生まないわけがない。明らかに他バンド、他アニソンとは一線を画したメロの良さ、歌詞のハマり方、圧倒的多幸感。めちゃくちゃ好きです。

てかペギーズ活動休止するんですよね…まじでショックなのですがせめてもの救いは北澤ゆうほさんが音楽を続けることですが…。でも、本当に唯一無二のガールズバンドで、茶の間を席巻するものだと思ってたので、、、

コメディなヒーローになれたなら/Van de shop

コメディなヒーローになれたなら

コメディなヒーローになれたなら

  • Van de Shop
  • J-Pop
  • ¥255

言うこと無いです。まじで聴いて。布教するつもりじゃないけど、このバンドすごいので感動を共有したいんです。

kaleido proud fiesta/UNISON SQUARE GARDEN

kaleido proud fiesta

kaleido proud fiesta

UNISON SQUARE GARDENが好きなので。こんなさ、ワンパンマンが本気で100発殴るみたいなやつ、勝てる訳無くないですか?字面からもう拝みたくなりますよね。kaleido proud fiesta。
余談ですが、この曲とNihil Pip Viperが入るアルバムが想像できないんですよね。何年後になるかわかりませんが、はやくも9枚目を楽しみにしております、

 

 

 

 

こんなもんですか?

最後に「上半期20選」のプレイリストのリンク貼っときます〜。1〜3月で10曲、4〜6月で10曲。合計20曲で、好き度が高い順に上から並べました。つまり、上10曲はブログと順番が逆ということなので、ご注意を!


 

お読みいただきありがとうございました〜

勝手にリンクミュージック<のぎぞん篇>

【この記事は、企画「勝手にリンクミュージック」の参加作品になっています】

note.com


4月末締め切りの企画。4月中にはあげます!って宣言もしたのに、書きおわんなかったです。というか、ほとんど完成はしてたんですけど読み直して投稿するっていう作業を後回しにしてしまい、5月末に至りました。本当にごめんなさい。抹茶ミントです。
まずは主催者のハグルマルマさんに最大の感謝を…

まず断っておくけど、私はこの企画において「全く接点の無い2曲に(半ば無理やり)共通点を見出だす」ということを意識してこの記事を書いています。つまり何が言いたいかというと、2曲の繋がりや互換性はぶっちゃけ低いです。半ば無理やり共通点を見出しているので。その点においてはご了承ください…。

 

んで、今回「勝手にリンク」させるのは、以下の2曲。

UNISON SQUARE GARDEN「kaleido proud fiesta」と乃木坂46「ガールズルール」

kaleido proud fiesta

kaleido proud fiesta

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

ガールズルール

ガールズルール

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

①各曲の分析

どこをリンクさせるかというと、ズバリ「イントロ」。

まず、「kaleido proud fiesta」のイントロの最初の2章節。だんだん上がっていくとこです。音階にすると「E♭ F G A♭ B♭ C D E♭」、ドレミで「ミ♭ ファ ソラ♭ シ♭ ド レ♭ ミ♭ レードシ♭ ラ♭ シ♭ー」みたいになります。
聴いたら分かると思うけど、一音ずつ上がっていってますよね。ドレミファソラシドーみたいにスケール内の音が単純に上がっていく、いわゆる「順次進行」と呼ばれるものです。

次に「ガールズルール」のイントロ。ギターのストローク(ジャーッジャーッジャー)の後のところです。「B♭ D E♭ E F F♯ G A♭ A」、「シ♭ーレミ♭ーミーファーファ♯ーソーラ♭ーラ」ですね。レからラまで「半音ずつ上がっていく」のがポイントです。

 

②共通点と効果

まとめると、一音ずつ/半音ずつの違いがあるとはいえ、どちらも単純に上昇するという共通点がある、ということですね。

一般的に、音階は上がると緊張が増し(=高揚感が出る)、音階が下がると緊張が減る(=落ち着く)、と言われています。また、跳躍の度合い(音がどれだけ上がるか下がるか)が大きいほど、インパクトが強く激しい曲想を生む、ともいわれます。

先の2曲は、どちらも音が上昇しており、高揚感が出るという効果に当てはまります。一方、跳躍の度合いは小さく、激しさは強くない。一気にドカンと盛り上がるのでは無く、だんだんと気持ちが高まっていく、という解釈が出来そうです。

 

③どこがスゴいの?

これらの2曲のような「単純に上昇する」のは、良くも悪くも非常にシンプルなわけで。面白みのない、幼稚な印象を受けることも多くなってしまいます。例えば「かえるのうた」の「ドーレーミーファーミーレードー」。kaleido〜と同じ順次進行というもので、いかにも童謡っぽく聴こえますよね。そんな感じ。
ですが、この曲たちにそんな印象は自分は抱きませんでした。1曲を通してちゃんと凝った作品だからこそ、単純なメロディーでも浮くことがない。むしろ、シンプルだからこそ得られる感動や多幸感があると思うんです。

「ガールズルール」をはじめて聴いたとき「こんなの誰でも思い付きそうなのに、何故か唯一無二で最高!」って思いました。この曲、特に2サビ以降の構成や音色は「計算されてる」感が強いし、イントロももっと複雑なものに出来たはずです。でも、あえてシンプルなフレーズのすることで、この曲の持つ「真っ直ぐさ」が際立つんじゃないかと感じるんです。

これはもう片方の曲でも同じで。「kaleido〜」についての某紙インタビューで、田淵智也氏は

かっこいいところがちゃんと保たれていれば、客観的に見た時に、イントロがキワキワな決めだらけのものだろうが、めちゃくちゃシンプルだろうが、ネガはないというか。なので、じゃあやってみようと思ったような気がします。

と語っています。まさにその通りなんですよね。

要するに、(面白みが無くなるリスクを孕みつつも)あえてシンプルにすることで、結果的に良さを生ませるのが凄いということです。また、これがイントロっていうのもイイですよね。曲の印象を決める大事なところで、一気にポップに開く感じがします。

 

おまけ

ちょっとだけ過激なこと言いますが、フォロワーさんとかには多分当てはまらない話なので軽く読んでね〜

この前、ロック好きの友人に「アイドルソングなんか聴いてんの?」って言われてびっくりしました。友人曰く、アイドル好き="推しに人生を捧げるオタク"みたいなイメージがあるそうで。あんたもとうとうそっちの道に行ったか、と。何とも多くの人を敵に回しそうなセリフ言われた訳ですよ。
でも、この友人の感覚、分からなくは無いって人も多いんじゃないですか?たしかにアイドルのビジネススタイルは特殊だし、人生捧げて推すみたいな熱心なファンが取り上げられがちです。

友人ほどハッキリじゃなくても、アイドルはちょっと抵抗あるな…みたいな感覚、分かると思います(私のフォロワーさんたちはアイドル好きって人も多いと思うのでその人たちは関係ないよね、ごめんなさい)。

好き嫌いは人それぞれだし、そこに干渉する気は無いです。が、一音楽ファンとして言いたいのが「アイドルに抵抗があっても歌そのものまで敬遠するのは違うだろ」と。

例えば乃木坂46の楽曲にしても、ロック・EDM・オーケストラなどの異ジャンルが融合してポップを織り成す、凄いサウンドだと思ってます。そこにはあなたの好きなバンドと通ずるものがあるし、何でこんないい曲たちを聴かないの?とさえ思います。

知らないから、なんか抵抗があるから、みたいな理由で音楽体験の幅を狭めるのは勿体無いよ。ジャンルとか固定観念とかに拘らずに、いい曲なんだから聴いてみる。そうしたら新たな発見があるかもしれないし、世界が広くなるかもしれない。そっちの方が絶対楽しいよって思います。

アイドルもバンドも、おんなじ「音楽家」なんです。

 


 

という。ひとりごとでした。むしろこれがいちばん言いたかったことかもですね…
まあ、言いたいことが少しでも伝わったらいいかなと思います。

「勝手にリンクミュージック」、いかがだったでしょうか?

最後にもう一度、主催者のハグルマルマさんに感謝を。面白い企画&文章をいつもありがとうございます、、

それでは!

2022年 1〜3月 楽曲10選

どうも、抹茶ミントです。

今年は春が無いんか?ってくらい暑いね。春になったなーって思ったときに「春が来てぼくら」を聴きながら散歩でもして感傷に浸るっていうやつ、しようと思ってたんですよ。現実→「サマバケーーショーン、ホットだぜ!」

youtu.be

茶番はさておき、今回は2022年冬クール発表の楽曲10選です。

こういう「楽曲10選」「アルバム10選」みたいなやつは、上半期/下半期でやるつもりだったんですけど、待てませんでした。いい曲多いんだもん…。ちなみに、アルバム10選は今回はやりません(単純にそんな聴けてないからです(ぴえんの絵文字))。

 

では早速参るぞっ!

 

 

発明家/yuya theo

発明家

発明家

  • yuya theo
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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おもにchef'sのベース、クジラ夜の街等のサポートメンバーとして活動する、yuya theo。知りませんでした。たまたまTLに流れてきた「追伸」って曲を聴いて「なんじゃこりゃ!」と思い、注目し始めたのが去年の冬?くらい。この曲はMV公開と同時に聴き、衝撃を受けたのを覚えています。こういうシンプルなバンドサウンドとポップなメロディーは血が騒ぐというか、細胞が反応してる気がするんですよね(わかる?)。

帰りの会」っていうバンドとかもそうなのですが、バンドサウンドなのに"現代感"や"新しさ"が伝わってくるんですよね。電子音楽が流行りがちな今世紀に、ギター・ベース・ドラム、キーボードもそんなに主張しないような音楽は、どうしても「古さ」「懐かしさ」をどこかで感じる気がしていて。よく「80年代を彷彿とさせるパンクサウンド」みたいな言うじゃん。言わない?偏見なのかな。
でも、この曲は(yuya theoの曲は)何故かそういう「古さ」を感じさせない。最先端の音楽を聴いているように感じるんです。たぶん、ギターの歪ませ方とか、メロディーラインとか、総じて「センスが良い」からそう思うのかなーなんて考えたりしてます。わからん。

MVも良い↓

youtu.be

 

 

はじまりの鐘の音が鳴り響く空/AiRBLUE

はじまりの鐘の音が鳴り響く空

はじまりの鐘の音が鳴り響く空

  • AiRBLUE
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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TVアニメ「CUE!」の1期のエンディングテーマ。「リアルタイムで」っていう日本語が合ってるのか分からんけど、一気見ではなく毎週アニメを見るのは久し振りです。毎週見てるアニメの曲は、やっぱり思い入れがあるよね。

ただ、アニメの思い出補正を抜きにしても、単純にこれはいい曲だと思います。ストリングスの壮大なアレンジといい、メロディー・歌詞も上品にまとまっていて、好きになるしかないじゃん、という感じ。特に、言葉が詰まっているA・Bメロに対してサビで音数を減らす、という手法がばっちりハマっていて好きです。

2期のOP、EDも良いよね…。

 

 

S.T.U.D/緑黄色社会

S.T.U.D

S.T.U.D

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2022年が誇る名アルバム「Actor」収録曲。このアルバムが良かった話はアルバム10選のときに書くけど、その中でも個人的に刺さったのがこの「S.T.U.D」。バンドサウンドに加えてのブラスの音が気持ち良すぎる、、

このアルバムでは飛び抜けて"ギターロック感"の強い楽曲。ストリングスが派手に入っていたり、EDMの要素を取り入れたり、ポップに進化していく緑黄色社会も好きすぎるけど、こういうバンド感の滲む曲は細胞レベルで反応しちゃうので(デジャブ)。あと、イントロ?間奏?のリフでセブンスになるの、完全に田淵Pの"それ"でしたね

魅力的なのはその歌詞もで、

流れた滴に
生まれた理由の味がした

って、あまりにもいいフレーズじゃないですか?

 

 

 

コメディなヒーローになれたなら/Van de shop

コメディなヒーローになれたなら

コメディなヒーローになれたなら

  • Van de Shop
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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今回の大本命。これを紹介するためにこの記事を書いたと言ったら過言。さすがに。ですが、冬クールいちばん聴いたのはぶっちぎりでこの曲だと思います。

Van de shopは、ボカロP・蜂屋ななし改め栗山夕璃の率いる3ピースバンド。「コメディなヒーローになれたなら」は、King Gnu「BOY」を彷彿とさせるキラキラしたポップアンセム、という印象を受けます。ハイテンポで目まぐるしく変わるメロディー、ホーンとコーラスで華やかに彩られたサウンド、前向きでいて少し泣きそうになるような歌詞。3分25秒に詰め込まれた華やかな音楽が、美しすぎるんですよ!

言いたいことは沢山あるけど語彙力が無いので書けません。とりあえずみんな聴いて!

ジャケットも好き↓

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すーぱーだーりー/夏川椎菜

すーぱーだーりー

すーぱーだーりー

  • provided courtesy of iTunes

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名曲揃いのアルバム「コンポジット」の中で、これと「クラクトリトルプライド」が特に好き。後者は昨年リリースのため、今回紹介するのは「すーぱーだーりー」になります。

夏川椎菜さんを知ったのは最近ですが、吐き捨てるような(?)歌い方や楽曲の感じからはクールな印象を受けてた。褒めてます。でも、この曲は珍しくポップでキューティーな雰囲気を感じます。キュートというか、サウンド・メロディーは可愛いんだけど、夏川さんの少し気怠そうな歌い方によって"ただ可愛いだけの曲"にさせてない気がしていて。その、甘いけどちょっとビター、みたいな絶妙な温度感がすごく気に入りました。

 

 

Blue Thermal/SHE'S

Blue Thermal

Blue Thermal

  • SHE'S
  • ロック
  • ¥255
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映画まだ観れてないんですけど、もう終わってるんですかね?いつか絶対観たいです。映画「ブルーサーマル」主題歌のこの曲は、そのストーリー通り"空"や"羽"といった歌詞が印象的です。

この話何回もしてるかもしれないけど、オーケストラとロックの融合という面で、ひとつの完成形がSHE'Sだと思うんですよね。バンドというフォーマットの中でギターやドラムも主張しつつ、オーケストラの壮大なインストが幻想的な雰囲気をもたらす。大音量で聴いたら感動すること間違いないですよね…映画館で観たい…(結局映画の話に回帰する)。

 


笑って透明人間/小林私

笑って透明人間

笑って透明人間

  • 小林私
  • J-Pop
  • ¥255
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小林私のアルバムも良かったのよ…。同一アーティストから2曲は避けたかったので、アルバム収録のもう一曲と迷って、こっちにしました。

アレンジに「ずっと真夜中でいいのに。」っぽさを覚えた人も多いんじゃないかな?ストリングスの効いたダンサンブルなサウンドに、唯一無二な小林私の声が重なり、私の好みにドンピシャでした。シャレオツな歌い出しを裏切ってテンポアップするのも、「やられたー」って感情すら抱きますね…。

ちな、散々迷ったもう一曲とは「冬、頬の綻び、浮遊する祈り」です↓

冬、頬の綻び、浮遊する祈り

冬、頬の綻び、浮遊する祈り

  • 小林私
  • J-Pop
  • ¥255
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はじまりのセツナ/蝋梅学園中等部1年3組

はじまりのセツナ

はじまりのセツナ

  • 蝋梅学園中等部1年3組
  • アニメ
  • ¥255
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明日ちゃん、7話くらいまでしか見てないのに新クール始まってるの不思議だなぁ(怠惰)。
明るさと切なさが混在する、青春の儚さや美しさを存分に感じられる曲。アニソンのど真ん中を突くようなストレートな曲で、他の曲と似通ってもおかしくないのに、なぜか聴くたびに感動する「唯一無二の良さ」があるんですよね。作詞作曲の杉山勝彦氏は、乃木坂46の「ごめんねFingers crossed」等、幅広いアイドルソング/アニメソング手掛けておられるそう。納得。そういえば同じく杉山作品の、明日ちゃん挿入歌「hem」も好きです。

 

 

 

燦々と降り積もる夜は/秋山黄色

燦々と降り積もる夜は

燦々と降り積もる夜は

  • 秋山黄色
  • ロック
  • ¥255
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秋山黄色の新境地を体現する曲!
ピアノの音が印象的で、少し切なさも感じます。小説のような歌詞と美しいメロディーは今までにない感覚。アルバムで、見て呉れ→ナイトダンサーの流れを受けてのこの曲でポップ爆発するのも良。

僕は僕なりに進むのさ
「らしく」なんてのはまだ先ですがいいのさ

秋山黄色らしい、ハッとするような歌詞ですよね…。

 

 

DINDON/NEE

DINDON

DINDON

  • NEE
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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 昨年9月のメジャーデビュー以降、幅が広がり続けてるな、と。捻くれ者バンドがこんな極上のポップサウンドを鳴らして、良くない訳無いじゃんという感想です。まどろっこしいけど、要するにポップ最強って話。
これに関しては、"いつも捻くれているバンド「なのに」今回はポップでキャッチーな曲"、では無くて、"捻くれバンド「だからこそ」鳴らせる最強のポップソング"な気がするんですよね(伝われ)。だからとりわけ刺さったのかもしれないです。

 

 

 

終わり〜

相変わらず名曲揃いでしたが、春クールはこれを超えてきそうなんですよね…。10曲に収まるかどうか、、

 

それでは!

「音楽と行こう」レポート&ftH8セトリ予想

どうも、抹茶ミントです。

 

こないだ、オンラインライブ「UNICITY LIVE ONLINE vol.2」観てきました!(違う)
なんとライブ本編に加え「ユニゾンTV vol.13.5」も付いてきたんですね!(違う)

…すいません。今回は、前半はオンラインライブ「音楽と行こう by au 5G LIVE」のライブレポ、後半は「fun time HOLIDAY 8」のセトリ予想です。どちらも単発で記事を書くには少なすぎかなーと思っていたので、複合技で。

 

***

 

 

「音楽と行こう by au 5G LIVE」ライブレポート

セットリスト

01. エアリアルエイリアン

SE:絵の具
02. セッション〜マスターボリューム
03. to the CIDER ROAD
04. 10% roll, 10% romance

05. ライトフライト
06. 流れ星を撃ち落せ
07. オリオンをなぞる

08. ライドオンタイム
09. 桜のあと(all quartets lead to the?)
10. シュガーソングとビターステップ
11. シャンデリア・ワルツ

12. アンドロメダ(弾き語り)

 

感想は箇条書きで(ほぼツイートのノリです)

  • エアリアルエイリアンにしか繋がらないオープニングからエアリアルエイリアンに繋がって爆笑してた、、7月のオンラインライブからftA3を経てこう沢山演ってくれて嬉しい
  • マスボの冒頭のセッション6小節は、天国と地獄みたいに定番イントロになるのかな?
  • ようこそ→to the CIDER ROADはずっと妄想してたので、実現してビビった。M2→M3の繋ぎは、ずっと待ち望んでたフォロワーさんを思い出してニヤニヤしてた()。テンパロで暴れ出すベーシストももはや恒例行事。
  • ライトフライト、間奏とか音色とかしっかり「17年目仕様」になってて感動した(伝わらない)。古い曲を今の技術で歌うと古く聞こえないのすごいね。
  • 流れ星→オリオン、宇宙関連とかなんも考えずにセトリ作ってそう。
  • 「スモーク焚いたらイイよね」とかフラグ立てて結局スモーク焚かんのかーい。それにしてもライドオンタイム〜シャンデリア・ワルツの、多幸感を上塗りしていくようなセトリ良すぎて…。シャンデリア・ワルツで締めるライブが尊すぎるでしょ…。
  • アンドロメダ、ギタージャンボリーで弾き語りの技を磨いたのが活かされてて納得した。

セトリ総括としては、前半で物好き寄りの曲、後半で有名な曲をやるという最近のトレンドを踏襲しつつ、「10代」「宇宙」「オンラインライブ」といった温度感に合ったセトリだったかな、と思いましたね。個人的に一番好きな曲「to the CIDER ROAD」が演奏されたので言うことはないです。満足。

 

ライブレポはこれで終わりだよ〜。超薄いけど許して…。

 

***

 

fun time HOLIDAY 8 セトリ予想

予想セットリスト

01. 3 minutes replay
02. 世界はファンシー
03. Nihil Pip Viper
04. fake town baby

05. Silent Libre Mirage
06. シューゲイザースピーカー
07. マスターボリューム
08. 黄昏インザスパ

ドラムソロ〜セッション
09. マーメイドスキャンダラス
10. 場違いハミングバード
11. シュガーソングとビターステップ
12. harmonized finale

<encore>
01. kaleido proud fiesta
02. 桜のあと(all quartets lead to the?)

 

今回意識したのは、歌詞では「2020年4月にやるはずだったftH8への追憶」(?)のメッセージ。あとは「最新アルバムの曲をやる」とか「1曲目はアルバム曲」など、過去のftHから受け継がれる法則を加味しつつこれに落ち着きました。
これも箇条書きで…

  • 3 minutes replay。野音公演ということもあり、半分願望です。「後悔や忘れ物は全部いいよ僕が持っていくから」、ぴったりじゃない?
  • ファンシーとNihil〜、そろそろ序盤にやるでしょ枠。M1→M2は「世界」「ひとりぼっち(lonely)」のこじつけです…
  • 「せっかく勝てる準備してたのに残念だな」と、延期になった2年前の公演を悔やみながらも「勝算万全お待たせ」で締めるの良すぎじゃんね。
  • お久しぶりのSilent Libre Mirage。「用意はまだ"8"分目」枠。これとシューゲイザーはほぼ勘です。
  • マスターボリューム。「ひとりでは生きらんないくせに」=「ロックバンドは一つだけいればいいわけではない」ということ?最近頻発のイントロセッションも付けてやって欲しい。次は「健忘症」繋ぎで黄昏インザスパイ。
  • ジーのアルバム曲で何やるかな〜?と思ったとき、Simple Simple Anecdoteは夏のツアーでやりそう、摂食ビジランテは枠がなかったのでこれになりました。よく考えたら、ftH8って「古びちゃった伝説をちょっと掘り返すような話」そのものなのかもしれんね…
  • 「場違いになって」→場違い→シュガーは鉄板。「ここからまた始まっていく」の通り、harmonized finaleで本編終了。
  • kaleido proud fiestaは、やるかやらないか…みたいな感じだったのでやるならこの位置かな…と。kaleido proud fiesta、あまりにもいい曲なので慎重に扱って欲しい(親目線)。大団円は"8"thシングル。

 

こんなもんでしょうか?

ちなみに、もう一つの候補の予想セトリは以下になります…f:id:greentea_usg:20220329105411j:image

実は、
BPMで1,2,1,2
確かな3分間
4つの感情
5,6,the world is fancy 
虹を作ってみよう(7色)
8th シングル

っていうカウントアップをしてるんです、これ(実現する訳ない)

 

***

 

ということでやってきましたが、いかがだったでしょうか?
筆者はftHには行けないので、参加される方は楽しんでね、、(行けないライブが良いセトリだったら悲しい気持ちもある)

 

それでは!